糸満市の糸洲集落北側にある丘陵中腹に位置する外科壕☆|沖縄放浪日記

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2018年4月1日日曜日

糸満市の糸洲集落北側にある丘陵中腹に位置する外科壕☆

ハイサぁ~イ⭐

前々回、糸満市の小波蔵集落内に点在する史跡をご紹介しましたが、小波蔵集落を後にし、この日最後に小波蔵集落東側に隣接する糸洲集落にある壕跡へと向かいました。

同壕跡は、沖縄戦の際に沖縄師範学校女子部と沖縄県立第一高等女学校の教師・生徒で構成された『ひめゆり学徒隊』がいた壕の1つなのだそうです。

沖縄県糸満市糸洲にある

『陸軍病院第二外科壕』

陸軍病院第二外科壕の写真
鬱蒼とした森の中にある『陸軍病院第二外科壕』。
こちらは、前々回のブログ記事の最後にご紹介した小波蔵集落糸洲集落の境界に位置する"拝所"前から糸洲集落向けに進み、約270mほどの距離にある小さな十字路を左折します。
※十字路の角に『ぬちどぅ宝』と記された小さな石碑があります。
ぬちどぅ宝の石碑の写真
小波蔵集落と糸洲集落を結ぶ道路と第二外科壕跡へ続く道路がぶつかる十字路にある小さな石碑。
そして、そこから約70mほど進むと、左側にある丘陵地の中にあります。
糸洲第二外科壕の写真
『ぬちどぅ宝』の石碑がある十字路から少し入ってきた場所から見た外科壕跡がある丘陵地。
壕跡がある場所の前に空きスペースがあったので、そちらにクルマを停め、さっそく見学へと向かいます。
糸洲第二外科壕の写真
『糸洲第二外科壕』の入口。
壕跡は、表の道から少し入った場所にあるんですが、その手前には『陸軍病院第二外科壕』と記された標柱が建立されています。
糸洲第二外科壕の写真
道路から少し入って来たところ。左側に標柱、右側に石碑が建立されています。
陸軍病院第二外科壕と記された標柱の写真
入口左側に建立されていた『陸軍病院第二外科壕』と記された標柱。
『糸洲第二外科壕』は軍用として使用されたそうで、南部撤退後の南風原陸軍病院第二外科勤務者が避難していたんだそうです。

また、資料によると栃木県宇都宮市出身で沖縄師範学校女子部の助教授であった内田文彦先生という人物と、与那嶺松助先生という人物の二人が引率教師だったのだそうで、『ひめゆり学徒隊』の生徒らもこの壕にいたんだそうですよ。
糸洲第二外科壕の写真
壕口に向かって右側に建立されている『ぬちとうたから』と刻まれた石碑。
しかし、1945年6月18日には、米軍の馬乗り攻撃を受けたそうですが、お二人は生徒たちを壕から脱出させて『伊原第一外科壕(アブチラ壕)』へ向かわせたとのことですが、その『伊原第一外科壕(アブチラ壕)』で解散命令が下されてしまったのだそうです。。。

お二人も生徒たちに遅れて『伊原第一外科壕(アブチラ壕)』に到着しますが、すでに解散命令が出された後だったため、お二人と生徒たちはこちらの壕も脱出したそうです。
糸洲第二外科壕の写真
陸軍病院 糸洲第二外科壕。
お二人のうち、内田先生は壕脱出後に喜屋武海岸に辿り着き、そこで与那嶺先生と合流したそうなんですが、内田先生は自決を主張し、生き残ることを主張する与那嶺先生と意見が分かれ、ほとんどの生徒たちは与那嶺先生についていくことを決め、その場を後にしたんだそうです。

これ以降、内田先生は消息不明となり、また与那嶺先生は生き残ったそうですが、沖縄戦について多くは語らなかったため、『糸洲第二外科壕』についての詳細は不明となってしまったのだそうです。。。
(※参考⇒『ひめゆり平和祈念資料館 資料館だより』)
糸洲第二外科壕の写真
壕入口右側から内部の様子を見たところ。奥にコンクリート製の建造物が見えます。
『糸洲第二外科壕』は、以前は埋土されていたようですが、現在は掘り起こされてご覧のように壕口がぽっかりと開いた状態になっており、内部のコンクリート製の建造物が見えます。

また、以前は『守魂の塔』という慰霊塔(たぶん)が建立されていたみたいですが、現在は撤去されて、代わりに『ぬちとうたから』碑が建立してあるようです。
糸洲第二外科壕の写真
壕入口左側から内部を伺ったところ。壕入口にもコンクリートブロックの残骸が残されていました。
壕内部には入りませんでしたが、以前入壕したことのある方のブログを拝見させて頂くと、この壕口の他にもう一ヵ所別の壕口があるんだそうですよ。
糸洲第二外科壕の写真
壕の真上に立っている大きなガジュマルの木。
内部は、そのもう一つの壕口と繋がっていて、あまり広くはないようですね。
(※参考⇒『沖縄洞窟探検 糸洲第二外科壕』)
糸洲第二外科壕の写真
壕入口左側の様子。
糸洲第二外科壕の写真
壕口右側の『ぬちとぅたから』碑後方の様子。
また、壕入口の周辺は、普段から定期的に清掃が行われているらしく、綺麗な状態が保たれていて、とても見学しやすかったですね。

・・・と、『糸洲第二外科壕』を見学させて頂いた後は、この日最後に、第二外科壕からほど近い場所にあった"拝所"を見学しに向かいました。

今回は、少し短いですが、そろそろこの辺で。。。でわでわ☆★☆

最後まで読んで下さいまして、誠にありがとうございますm(_ _)m
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『陸軍病院第二外科壕

☆場所:〒901ー0342
      沖縄県糸満市糸洲

☆見 学:無料

☆駐車場:無し

※訪れる際は、くれぐれもマナーを守って、他の来訪者や地元の方々に迷惑をかけないよう、十分気を付けてくださいね。

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