沖縄の伝統工芸品『やちむん』の工房が点在する読谷村座喜味にある村☆|沖縄放浪日記

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2017年4月9日日曜日

沖縄の伝統工芸品『やちむん』の工房が点在する読谷村座喜味にある村☆

ハイサぁ~イ⭐

先月(3月)中旬、浦添市の大平インター近くにある『バール・ビアンコ』さんに勤めていたバーテンダーさんが、急きょ、地元に帰ることとなってしまい、退職することになってしまったんですよ💨

約2年ほど前に福島県から沖縄に移住し、学校に通いながらBARで仕事をしていたんですが、クルマを所有しておらず、あまり遠出することが出来なかったとのこと。。。

んで、帰郷する前に、どこか行ってみたい場所があれば連れてってあげると話したら、お土産に沖縄の伝統工芸品である『やちむん』を購入したいとのことなので、読谷村座喜味にある登り窯や工房が点在する村へ連れていくことになり、帰郷する日の3日前に行ってきました👍
※『やちむん』とは、沖縄の言葉で『陶器』のことです✨

沖縄県中頭郡読谷村座喜味にある

『やちむんの里』

読谷山窯の写真
『やちむんの里』にある1979年に開窯した『読谷山窯』
こちらは、まず読谷村の国道58号線県道12号線がぶつかる『喜名』の交差点から、県道12号線に入り、約810mほど進んだところ右側にある脇道へUターンするような感じで右折します✨

脇道に入って約190mほど進んでいくと『やちむんの里』の案内板がある入口があり、そこを左折すると、その奥にあります✨
※県道12号線にも案内板が設置されているので、すぐに分かるかと思います⭐
やちむんの里の入口の写真
『やちむんの里』の入口💨
案内板が設置されているところから、道路の色が白色になっており、観光地っぽくなってました(笑)

ワタクシは、こちらを訪れるのは小学生以来なので、約30年ぶりですね💧

白い道路を突き進んでいくと、駐車場が手前側と奥側に2ヵ所あります💨
やちむんの里のMAPの写真
駐車場入口に設置されていた『やちむんの里』のMAP✨
ワタクシ達が訪れた日は、あまり利用者がおらず、思いのほか空いていたので、奥の駐車場にクルマを停め、散策を開始しました💨

そもそもこちらの『やちむんの里』はいつ頃から始まったのか、ネットでちょこっと調べてみると、1970年代に那覇市壺屋には多くの工房が集まっており、登り窯による煙害が深刻化していたんだそうです😟
読谷山窯の写真
読谷山窯
読谷山窯の写真
近くから見た『読谷山窯』の前部分
頭を悩ませていた陶工たちが新天地を模索していた折に、読谷村が米軍基地の跡地利用として文化村構想を練っていたので、そちらに移転することを決意したんだとか💨

そして1972年に、国の重要無形文化財「琉球陶器」技能保持者である名工・金城次郎氏を筆頭に多くの陶工が移住したんだそうです💨
読谷山窯の写真
読谷山窯の左側
読谷山窯の写真
読谷山窯の右側
それから8年後の1980年には、4人の陶工が『読谷山焼(ゆんたんざやき)』という共同の登り窯を築いたんだとか😲
読谷山窯の写真
読谷山窯の後方
さらにその10年後の1990年には、大嶺工房に従事していた與那原正守氏が独立し、他の陶工3人と共同で、2年がかりで『読谷山焼北窯』を開窯したとのことですよ👍
(たびらい沖縄『「やちむんの里」読谷でお気に入りの器を探す旅』のページより一部引用)
北窯の写真
北窯
北窯の内部の写真
『北窯』の内部✨
・・・と、話を戻しまして✋😊

ワタクシ達が到着したのは午後2時を少し過ぎたくらい。。。

まずは『読谷山窯』や『北窯』などを見学してから、販売店を見て回ることに💨
ギャラリーうつわ家の写真
ギャラリー うつわ家✨
この『やちむんの里』の敷地内には19もの工房と、ギャラリーや販売店などが点在しているんだそうです😊
※詳細は『読谷村観光協会』の公式HP『やちむんの里』のページをご覧ください⇒http://www.yomitan-kankou.jp/detail.jsp?id=74732&menuid=11949&funcid=3

また、読谷村内には約64の工房があると言われているんだそうですよ😲
北窯共同売店の写真
北窯共同売店✨
営業日時や定休日などは各工房によって異るんだそうで、この日も営業されている工房・販売店と閉まっている工房・販売店とがありましたね💦

んで、時間的に全部見て回ることはちょっと厳しかったんで、とりあえず営業しているいくつかの販売店に目星を付けて回りました💨

いくつかの工房の前庭には、制作途中の『やちむん』が並べられており、工房で忙しく作業している陶工さん達がいましたねぇ~😊💨
読谷山北窯の写真
読谷山北窯の前庭✨ 制作途中の『やちむん』が並べられていました💨
『やちむんの里』の敷地北側に位置する『読谷山焼北窯』では70日ごとに作品を焼き上げるんだそうで、炎の温度を微妙に調整しながら3日3晩寝ずに炎を燃やし続けるんだとか❗😲スゲェ。。。

そして、窯出しの日には、新しい作品を求めて全国各地から多くの人が訪れるんだそうですよぉ~😉‐⭐
やちむんの里の写真
毎年12月の第3金曜日・土曜日・日曜日には『やちむん市』が開催されているんだそうですよ🎵
ちなみに、今回、残念ながら一緒に連れてったバーテンダーさんのお目当ての『やちむん』を見つけることはできませんでしたね。。。💧

その『やちむん』は、現在とても人気のある作品なんだそうで、ネットショップでも品切れとのこと。。。😨💦

・・・なので、ワタクシの友人である窯元の陶工に問い合わせてみると、もしかすると那覇市壺屋にある販売店に置いてあるかも・・・とのこと😲

んで、すぐさま『やちむんの里』を後にし、一路、那覇市壺屋へ向かい、友人の奥さんに何軒か販売店を紹介して頂いたのですが、どちらもすでに完売し、品切れ状態とのことでした(泣)

すると、友人の奥さんから、その『やちむん』を制作・販売されている陶工さんに、後日問い合わて、詳細が分かり次第、直接バーテンダーさんに連絡するとのことで、お互いに連絡先を交換し、この日はそのまま帰宅の途に就きました💨

そして、この日の3日後に、バーテンダーさんは地元に帰郷したんですが、あれから連絡がないんですけど、ちゃんとお目当ての『やちむん』をゲットすることが出来たのでしょうか❓😅ハハッ。。。
今度、LINEで聞いてみよぉ~かなwww

今回ご紹介した『やちむんの里』は、大人気の観光スポットの1つとなっているんですが、県内でも絶大な人気を誇っており、連日多くの人が訪れています👍

読谷村座喜味を訪れた際は、ぜひ足を運んで沖縄の伝統や文化、歴史を感じながら、お土産として、あるいは旅の思い出として素敵な『やちむん』をゲットしてみてはいかがでしょうか❓

それでは、そろそろこの辺で。。。でわでわ☆★☆

最後まで読んでくださって、ありがとうございますm(_ _)m
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『やちむんの里』

☆お問合せ:098-958-4468(読谷山焼窯共同売店)

      098-958-6488(北窯共同売店)

☆場所:〒904-1201
      沖縄県中頭郡読谷村座喜味2653-1

☆営業時間:9:30~17:30(読谷山焼窯共同売店・北窯共同売店)
※各工房の営業日時・定休日などは、工房によって異なります。

☆定休日:不定休(旧盆・12月31日~1月3日は休み)

☆入場料:無料

☆トイレ:あり

☆駐車場:あり

☆敷地内に販売店・ギャラリー・Cafeあり