昨日(19日)の午後、那覇市首里石嶺町にある『そば処 あんまー』さんで美味しい沖縄そばを食べた後、天気も良かったので、また浦添市沢岻に点在する史跡を見学しに行ってきました。
沖縄県浦添市沢岻にある
『沢岻樋川(たくしひーじゃー)』
現在でも綺麗な水を湛えていました。 |
『くいものBAR たくし屋』さんの真下に位置してます。※右上の建物は『たくし屋』さんです。 |
『沢岻樋川』のすぐ隣には、由来が記された石板が設置されていたので、まずはそちらを読んでみることに。
沢岻樋川(たくしひーじゃー) |
由来が記された石板 |
≪文化財 沢岻樋川(たくしひーじゃー)≫
≪当泉は一〇〇〇年余の歴史を有すると言われ、沢岻部落発祥の頃から地域住民に重宝され、子供が生まれた時には、産水を授かった由緒ある泉であります。琉球王朝の頃は、風水の方位の「亥の吉方」で水質も良いので、正月の朝、国王の長寿・繁栄を祈願し、「若水」を献上された名泉として広く知られております。
綺麗な水が流れる水槽の隣には1基の香炉が置かれており、拝所となっていました。 |
当時、泉の前は石畳が敷かれ、浦添・中城・読谷方面より那覇、泊港へ唐船を迎える商いの道往環道路として利用され、人々は泉のほとりで一休みし、喉をうるおし語り合った場所でもあります。
一九五〇年代までは、水量も豊富で近隣では、真赤な夕日を受けた金色の稲穂が雄大な田園風景をかもし出しておりました。
『沢岻樋川』の拝所 |
沢岻樋川やかりーな泉 首里御城に若水ゆうさぎてぃ 千年万代栄えうにげ
(たくしひーじゃーやかりーないじゅん すいうぐすくにわかみじゆうさぎてぃ すにんまんでぇーさけぇーうにげ)
ひろし 一九九九年吉日修復≫
・・・と書かれていました。『沢岻樋川』の水槽 |
一番奥の水槽。 |
※現在でも、人が飲んでも大丈夫なほど綺麗な水質なんだそうですよ。
真ん中の水槽。 |
角っこの方にも小さな水槽が。。。 |
水量は少ないですが、今でも綺麗な水が流れていました。 |
樋川の入口にも、小さな水槽がありました。 |
脇道入口を通過していくと、右側に墓地があるんですが、その墓地の一角に古墓があるみたいなんです。
『今帰仁代』と『安謝墓』。。。雑草が生い茂ってて、ほとんど見えませんでした。。。 |
こちらが『今帰仁代』と記された古墓。。。辛うじて石柱の一部が見えます。。。 |
こちらが『安謝墓』がある場所。。。写真右側にほんの少しだけ石柱の一部が見え、左側には石積みが見えます。。。 |
・・・なので、またいつか、草刈り・清掃が行われた際に、改めて撮影しに行きたいと思います。。。
※もし、古墓を撮影することが出来たら、こちらの記事に再掲載させて頂きますm(_ _)m
こちらの古墓まで見学した後、お次は浦添市内最大級の亀甲墓へと向かいました。
この続きは、また別の機会にご紹介致しますね。
それでは、今回はこの辺で。。。でわでわ☆★☆
☆『沢岻樋川』・『今帰仁代』・『安謝墓』☆
☆場所:〒901-2112
沖縄県浦添市沢岻
☆見 学:無料
☆駐車場:無し