前々回まで南城市玉城に属する『奥武島』内に点在する史跡をご紹介してきましたが、引き続き南城市の史跡をご紹介したいと思います。
話が前後してしまうんですが、先月(2月)の9日は、南城市知念の志喜屋集落へグスク跡や拝所などの史跡を見学しに行ってきました。
同集落は、国道331号線を隔てて南北に分かれており、まず最初に向かったのは丘陵地になっている北側の集落です。
沖縄県南城市知念志喜屋にある
『古間グスク(カンチャグスク)』☆
集落北側の『かちひんばし』から見た『古間グスク』(写真中央)。水平線上に久高島も見えます。 |
『古間グスク(カンチャグスク)』の西側にある『かひちんばし』。 |
『かひちんばし』のオブジェ。 |
古間グスク(カンチャグスク)。 |
グスクの西側にある農道。この先にも行ってみたんですけど何もありませんでした。。。 |
・・・が、その先は行き止まりになっており、遺構や拝所等は何もありませんでした。。。
上の写真にある農道の突き当り。 |
グスク域西側は集落へ向かう道路が通っており、この道路を造る際にグスクの西側の岩を掘削して造ったようで、道の両側の岩壁には掘削した跡のようなものが見られました。
グスク西側を通る道。この道の先には"上志喜屋"集落があります。 |
道路を隔ててグスクの向かい側にある階段。 |
階段の先。草木が繁茂していてここから先へ進むことは出来ませんでした。 |
また、階段左側は崖になっていて、そこも草木が生い茂っていて、何も見つけることができませんでした。。。
階段の左側。こちらは崖になっていました。 |
『古間グスク』の麓にある田んぼ。 |
こちらは、志喜屋集落を横切る国道331号線沿いにある『志喜屋グスク』の後方になります。
田園の横から見た『古間グスク(カンチャグスク)』。(民家後方にある丘) |
『古間グスク』の南側から集落へ入り、すぐ左側の道へ左折します。
すると、その突き当りの左角に『共榮泉』と記された拝井泉がありました。
共榮泉。 |
『共榮泉』と記されていました。 |
『共榮泉』に設置されていた祠。 |
"上志喜屋"集落の後方にある『カンチャ公園』。 |
公園入口横にある塔には『郵便局の簡易保険 融資施設』と記されており、どうやら『知念郵便局』が融資して造られた公園となっているようです。
公園の西側に位置する『ウフガンチャ山』。 |
その『ウフガンチャ山』の手前、公園内の少し高くなった場所に拝所が3ヵ所設けられています。
ウフガンチャ殿。 |
こちらは『ウフガンチャ殿』と呼ばれる拝所なんだそうで、内部には火之神が祀られています。
神屋。 |
『神屋』の内部。 |
『ウフガンチャ山』に向かって右側にある茂み。この奥に"拝所"があるみたいです。 |
『ウフガンチャ殿』や『神屋』がある場所から見た『カンチャ公園』。 |
そこには『古間殿』と称される拝所があります。
古間殿。 |
また、『古間殿』の斜め向かい側にも"拝所"らしき建造物がありました。
『古間殿』の前にあった拝所。 |
・・・と、この『古間殿』まで見学した後は、そのままクルマへと乗り込み、先程ちょこっとお話した『志喜屋グスク』を見学しに向かいました。
ちょうど区切りがいいので、今回はここまでにして、この続きはまた別の回にご紹介したいと思います。
それでは、そろそろこの辺で。。。でわでわ☆★☆
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☆『志喜屋集落内に点在する史跡』☆
☆場所:〒901ー1400
☆見 学:無料
☆駐車場:無し
☆問い合わせ:南城市役所(代表)098-948-7111
※訪れる際は、くれぐれもマナーを守って、他の来訪者や地元の方々に迷惑をかけないよう、十分気を付けてくださいね。