この前、浦添市内にある史跡について、いろいろ調べものをしていた際に、同市経塚(字)の南東側に位置する小高い丘の上に鍾乳石をご神体とした"拝所"があるとの情報を偶然見つけちゃったんですよ。
んで、先週中頃にちょこっと空き時間があったんで、さっそくその"拝所"へ見学しに行ってきました。
沖縄県浦添市経塚(字)にある
『真地大権現堂』☆
二本の龍柱に守られた『真地大権現堂』。 |
そして、その小道に入って約50mほど進んでいくと、左側の森の中に鳥居がありますので、"権現堂"はその奥にあります。
県道241号線から小道を約50mほど入ってきたところ。奥に鳥居が見えます。 |
『真地大権現堂』の鳥居。 |
その看板には、戦後の所有者確認作業を行なった際に『所有者不明土地』となったため、「沖縄の復帰に伴う特別処置に関する法律」の第62条に基づいて、浦添市が管理を行っていると記されていました。
鳥居には『真地大権現堂』と記されていました。 |
『真地大権現堂』の参道。両側に石獅子が設けられていました。 |
参道右側の石獅子。 |
参道左側の石獅子。 |
参道の途中に設けられていた灯籠。右側は上部が無くなっていました。 |
手水を讃える石製の水盤。 |
右側の灯篭の右奥に建立されていた石柱。 |
拝殿を目にした瞬間、ふと糸満市兼城の『下川ブンギン兼城(下川権現)』を思い出しちゃいました。。。
参道の突き当り右側にあった『真地大権現堂』。 |
また、さらにその上からトタンが貼られていましたが、ほとんど剥がれてしまってて、残っているのはわずか数枚という状態でした。。。
数年前に、こちらを訪れたことのある方々のブログを拝見させて頂くと、以前は参道途中までトタン屋根が設けられていたようですが、台風などの影響で剥がされてしまったようですね。。。
正面から見た『真地大権現堂』の拝殿。 |
洞窟入口には賽銭箱が設置されており、その手前には2基の香炉が縦に並べて置かれていました。
洞口には賽銭箱と2基の香炉が設けられていました。 |
以前は賽銭箱とそのすぐ手前の香炉の前に鉄格子が設置されていたみたいなんですが、ワタクシが訪れた時には撤去されて右側の龍柱の後方に置かれており、またその一部がわずかに残っているという状態でした。
左前方から見た『真地大権現堂』。左側の龍柱は口を閉じています。 |
『権現八社』についてもネットで調べてはみたんですが、資料など何も出て来ず、詳細は不明です。。。(泣)
また、いつ頃、誰が創建したのかも不明なんだそうですよ。。。
かつては、集落による参拝も行われていたそうなんですけど、現在は個人的に参拝する人が多いんだそうです。
そして、参拝が行われるのは旧暦の9月が多いとのことで、家族の健康祈願や子育て祈願に訪れているんだそうです。
・・・と、ここまで見学させて頂いた後は、そのままクルマへと戻り、『真地大権現堂』を後にしました。
今度、図書館に行った際には、先程出てきた『権現八社』についても調べてみたいと思います。
それでは、そろそろこの辺で。。。でわでわ☆★☆
最後まで読んで下さいまして、誠にありがとうございますm(_ _)m
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☆『真地大権現堂』☆
☆場所:〒901-2111
沖縄県浦添市経塚(字)
☆見 学:無料
☆駐車場:無し(出入口付近にクルマ1、2台ほど駐車可能)
※『真地大権現堂』を訪れる際は、くれぐれもマナーを守って、地元の方々に迷惑をかけないよう、十分気を付けてください。