先週の土曜日(9日)も、浦添市内の"史跡"巡りに行ってきました(笑)。
今回足を運んだのは、浦添市の前田地区で、同集落内にも"拝所"や"井泉・井戸跡(カー)"などの史跡がたくさん点在しているんですよ。
んで、まず最初に向かったのは前田集落発祥の屋敷跡地があるという森で、この森を含む一帯は『前田山川原』と称される場所になっているみたいです。
沖縄県浦添市前田にある
『ジリチン毛』☆
前田集落拝所の森の中にある『前田発祥の屋敷跡地』の拝所。 |
ジリチン毛 |
『ジリチン毛』の入口。大きな石が左右に立てられています。 |
ウチャーギウヤシチ |
内部には、1基の香炉と琉球石灰岩などの霊石が納められていました。
『ウチャーギウヤシチ』の内部には1基の香炉と霊石が納められています。 |
前田高御墓 |
しかし、1975年(昭和50)の県道38号線道路工事のために現在の場所に移築されたとのことですよ。
御墓の前に数基の香炉と霊石らしき石が置かれており、香炉の中のひとつに『奉寄進』と題された文が記されていたんですが、かなり劣化しててところどころ文字が消えてしまっていたので、あまり判読できませんでしたね。。。
御墓の前に置かれていた文が記された香炉。 |
そして、『前田高御墓』の前は小さな広場になっているんですが、その一角に先の尖った石と水桶らしきものが置かれた"拝所"(?)らしき場所がありました。
先の尖った石が設置された拝所らしき場所。 |
『火の神(ウミチムン)』と『グフンシジ』が祀られた拝所。 |
火の神(ウミチムン) |
グフンシジ |
また、『グフンシジ』の方は、奥と手前左側に霊石が安置され、奥の霊石の前に大小合わせて2基の香炉が置かれていました。
双方ともに「一九八四年(申子年)十二月吉日」に建立されたようですね。
『ジリチン毛』の南東側に位置する『ティーダウカー』。 |
敷地内の南東側には『ティーダウカー』と称される井戸跡の拝所があるんですが、こちらはもともとは『ジリチン毛』に隣接する『浦添市消防本部』の敷地内にあったんだそうです。
ティーダウカー |
石碑前方の"井戸跡"と香炉。 |
石碑後方の拝所。 |
『ティーダウカー』から北向けに伸びる遊歩道。この先は『浦添城跡霊園』となっていました。 |
『ジリチン毛』の南側に合祀されていた3基の拝所。 |
拝所に向かって左側にある『後之御嶽』。 |
拝所中央の『まさら神』が祀られた石灰岩の霊石がある拝所。 |
向って右側にある『ふえしじ之御嶽』。 |
・・・と、こちらの合祀された拝所を後にし、一旦『ジリチン毛』を出て北に向かって少し歩いていくと、3基の立派な御墓がありました。
『前田大王』・『前田大屋』の御墓。 |
2基の御墓の前に立てられていた墓標。 |
『前田大王・前田大屋の御墓』の左側にあった古い御墓。 |
『ジリチン毛』の近くにあった"井戸跡"らしき拝所。 |
また、後日、『浦添城跡』近くにある『浦添城跡・ようどれ館』という資料館を訪れた際、ガイドの方にこの拝所の名称を聞いてみたんですが、そちらでも名称などの詳細は分かりませんでしたね。。。
この拝所まで見学した後で、前田集落内に点在する拝所などの史跡を見学しに向かいました。
『浦添城跡・ようどれ館』のガイドの方によると、『浦添市立図書館』の2Fに『沖縄学研究室』というブースがあり、そちらには沖縄の歴史や史跡などに関する資料が保管されていて、そちらに行けば分かるかもしれないとのこと。
なので、今度時間を設けてそちらにも足を運んでみたいと思います。
それでは、そろそろこの辺で。。。でわでわ☆★☆
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☆『前田集落内に点在する史跡』☆
☆場所:〒901-2102
沖縄県浦添市前田
☆見 学:無料
☆駐車場:無し