沖縄市大里にある『大里エーヤマ遺跡』と『あしびなー』☆|沖縄放浪日記

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2016年8月15日月曜日

沖縄市大里にある『大里エーヤマ遺跡』と『あしびなー』☆

どーもども☆

この前、前々回のブログ記事でご紹介した『コザドライブインレストラン』で食事した後、その近くにうっそうと茂った森があり、そこに何やら祠らしきものが見えたので、ちょこっと見学しに行ってみることにしました。

後日、いろいろ調べてみると、こちらの拝所群一帯が遺跡散布地となっているんだとか。。。

沖縄県沖縄市大里にある
『大里エーヤマ遺跡とあしびなー』
小道から見た『大里エーヤマ遺跡』北側の拝所群
こちらは、沖縄市の国道329号線県道20号線が交差する『高原』の交差点から、国道329号線を『沖縄県立コザ高等学校』向けに約570mほど進むと、国道沿い右側に、前々回ご紹介した『コザドライブインレストラン』のアーチ形の看板があり、そちらへ入ってレストラン手前を右折し、道なりに進んでいくと、道の両側にあります。
『あしびなー』側から伸びる道から見た『大里エーヤマ遺跡』
レストランを出た後、その森の方へ行ってみると、森の中に拝所やカー(井泉)などがいくつか点在してるじゃないですかぁ。。。

ネットで、沖縄市の公式HP内にある『市内遺跡一覧』を見ると、「公開までしばらくお待ちください。」となっていたので、詳しいことは分からなかったんですが、現在、国道329号線と県道20号線が交差する『高原交差点』がある場所には、かつて『アマグスク』があったんだとか。。。
※『アマグスク跡』については、また別の機会にご紹介しますね。
小道から遺跡北側を見たところ。
そして、この遺跡散布地は、『エーヤマ』と呼ばれる森で、かつて大里集落があった場所とされており、こちらから青磁やグスク式土器が出土しているんだそうです。

まずは遺跡の北側から散策開始‼

小道から北向けに小さな参詣道が伸びており、その突き当りに『トゥンチャー』と呼ばれる拝所があります。
トゥンチャー
こちらは、コンクリートブロック製の祠の中にいくつもの納められており、村の火の神が祀られているんだそうです。

旧暦6月25日に行われる綱引きの際には、この拝所で『ウンサク(神酒)』を作って、ノロ(神人)へ捧げたとのことです。(沖縄市公式HP『泡瀬地先遺物散布地』(大里)』のページより引用)

そして、この『トゥンチャー』に向かって左側斜面と、参詣道より少し下った場所に、『大里(うふざと)按司』と『大里繁座那志』の拝所があります。
『大里按司』の拝所。
『大里繁座那志』の拝所。
この二つの拝所について、いろいろ調べてみたんですが、詳しい情報は何も出てきませんでした。。。

・・・が、『按司』と刻まれているので、もしかすると、この大里集落を統治していた人物で、『アマグスク』の『按司』だったのかもしれませんね。。。

この北側一帯を見学した後、今度はその反対側へと向かいました。
南側のエーヤマの森
南側の森の上側にある、一番最初に発見した祠から見学することに。。。
ウサチガー
こちらの拝所は、『ウサチガー』と呼ばれる『カー(井泉)』とのことで、沖縄戦前は、現在の国道329号線上にあったんだそうです。

道路建設に伴い、1974年10月14日に現在の場所へ移設されたとのことで、祠にも《昭和四十九年十月十四日》と刻まれていました。

大里の中で、一番古い井戸とされており、かつては村人達が飲料水として利用していたんだそうですよ。(沖縄市公式HP『泡瀬地先遺物散布地』(大里)』のページより引用)

また、祠の隣には石碑が設けられていたんですが、かなり古い石碑らしく、文字などが何も記載されていませんでした。

こちらを見学した後、先程の場所に戻り、入口から坂道を少し下った場所にもカーがあるのに気付き、そちらを見に行ってみました。
坂道を少し下った場所にあったカー。
エーガー
このカーは、『エーガー』と呼ばれる井戸で、地元では『オカヤー』とも呼ばれているんだそうです。

集落の人々は、このカーから若水を汲んでいたんだそうですよ。

『エーガー』を見学した後で、いよいよ森の南側を散策。。。

まずは、森の南東側にある香炉が三つ並べられた大きな祠へと向かいました。
タキグサイ
こちらは、『タキグサイ』と呼ばれる拝所で、1942年ごろの大里の人々は、毎月1日にこちらを訪れ、海外で暮らす家族や親戚たちの健康と安全を願ったんだそうです。

こちらでの拝みが終わると、村内各所を巡ったと言われているとのことです。

そして、この『タキグサイ』から、森の奥へ進むと、『カンジャーガー』と呼ばれる拝所があります。
『タキグサイ』から森の奥を見たところ。。。
カンジャーガー
こちらの拝所は、森の南側に位置しており、土管が埋められてました。

こちらについての情報も、何も出てきませんでしたね。。。
(沖縄市公式HP『泡瀬地先遺物散布地』大里のページに「公開までしばらくお待ちください」とだけ記載されてました。)

この『カンジャーガー』から、森の西側斜面を見ると、立派な石垣で囲われた大きな『カー』がありました。
『カンジャーガー』から見た『エーヤマガー』
『エーヤマガー』は、井戸の造りが三日月に似ていることから別名『ミカヅキガー』とも呼ばれているんだそうです。

また、俗に『ウブガー』とも呼ばれているんだとか。
エーヤマガー
『エーヤマガー』へ続く石段
先程の『エーガー』だけでは、村の生活用水が足りなくなり、この場所に井戸を設けたとのことです。

この『エーヤマガー』まで見学した後、小道に戻り、少しだけ下っていくと、左側に『あしびなー』があります。
あしびなー
この『あしびなー』の一角に大きな祠があり、その中に霊石が三基並べられています。
地頭火ヌ神の祠。壁に落書きがされてましたね。。。
心無い人の仕業でしょうね・・・祠の壁に落書きがされてました・・・
ホント罰当たりなことをする人がいるものです。。。
『地頭火ヌ神』と3基の霊石
こちらもまた、詳細は不明でしたね。。。

・・・と、ここまで見学した後、クルマへと戻ることにしました。

クルマに戻る途中、ちょうど『コザドライブインレストラン』の下の方へと続く小道があったので、そちらの方も、少しだけお邪魔させて頂くと・・・
鮫魂碑
『鮫魂碑』と刻まれた石碑が立てられていました。

ネットでいろいろ調べるも、何も情報が出て来なかったんですが、石碑に
≪深海の 神秘なる鮫(?) 人類に  命の宝 捧げ給えて  永遠に 神と祭られ 安らかに  眠り給えし 鮫の御魂  
昭和六十二年八月吉日≫
・・・と記されていました。

どうやら『鮫』に纏わる石碑のようですね。

・・・と、ここまで見学させて頂いたあとは、クルマに戻り、その場を後にしました。

この沖縄市大里一帯には、まだまだたくさんの拝所やカーなどの遺跡が点在しているみたいなので、また、時間を作って散策したいと思います。

少し長くなってしまいましたが、そろそろこの辺で。。。でわでわ☆★☆

最後まで読んでくださって、ありがとうございますm(_ _)m
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『大里エーヤマ遺跡』・『あしびなー』☆


☆場所:〒904-2163
      沖縄県沖縄市大里

☆見 学:無料

☆駐車場:無し

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