ハイサイ☆
昨日(14日)の沖縄本島は、朝から晴れて、久しぶりに丸一日いい天気でしたね☆
ここ最近、ずーっと雨が続いていたので、とても気持ちが良かったですヽ(^。^)☆
んで、今日(15日)の予報は、降水確率が30%となっており、『晴れ・曇り』とのこと♪
この天気は、明日の土曜日まで続くみたいですが、17日の日曜日からは、また愚図ついた天気となるみたいです。。。
さてさて☆
前々回の『大山御嶽』を見学した後、この日最後に向かったのは、同じ宜野湾市内にあるグスク跡☆
こちらは、石垣などの遺構は残ってはいないんですが、伝承によると、14世紀・琉球の王統、察度王統最後の王『武寧王』の三男とされる我如古大主が、約500年くらい前に築城したグスクなんだとか。。。
沖縄県宜野湾市我如古にある
こちらは、まず宜野湾市の国道330号線と県道34号線が交差する『我如古』交差点から、国道330号線を那覇市方面に進み、最初の信号がある『我如古(南)』の交差点を右折します。
交差点を右折して、約40mほど進んだところにある最初の角を左折し、約70mほど進むと、斜め左側に細い小道がありますので、そちらに入り、その奥にある墓地の敷地内にあります。
墓地内は、道幅が狭いので、道の舗装が途切れた辺りの空き地に駐車して歩いた方がいいと思います。
先程もお話したように、こちらには城壁跡や石垣などの遺構は全く無く、拝所とその小道を挟んだ向かい側にガー(井泉)があるだけです。
沖縄県の広報誌『美ら島沖縄』の2007年3月号に掲載された記事によると、この宜野湾市我如古という地域の名前は、このグスクの名称が由来とのことです。
戦前までは、我如古グスク手前に、『我如古ヒラマーチャー』と呼ばれる美しい大木があったそうなんですが、沖縄戦の際に焼失してしまったんだとか。。。
また、この我如古には、女性だけで踊られる『スンサーミー』という行事が伝えられているとのこと☆
この『スンサーミー』は、我如古大主がこちらにグスクを築城した際、その祝宴で披露されたのが始まりとされているんだそうです。
かつては、豊年や子孫繁栄を祈願し、旧暦の八月十七日に踊られていたみたいですが、いつの頃からか潮の干満差が一年で最も大きい旧暦の三月三日『サングヮチャー』に踊られるようになったとのこと☆
※現在は、旧暦三月三日以降の週末に、我如古区の公民館で開催されているんだそうですよ♪
その昔、『スンサーミー』が行われなかった年があり、その年に若者が相次いで死んでしまったとの言い伝えもあるそうで、欠かすことのできない年中行事として受け継がれるようになったみたいです。
戦時中は、やむを得ず中断されたそうですが、「ワカムンビカリ(若者の死)があってはならない」という女性達の強い思いに、戦後の昭和二十二年に復活されたんだとか☆
『スンサーミー』を行う際は、踊る前にこの『我如古グスク』を訪れ、拝所とカー(井泉)でウガミ(拝み)を行っているんだそうですよ。
また、今では男女問わず、『スンサーミー』を見ることができるんですが、かつては男子禁制の祭祀で男性は見ることが出来なかったみたいですね。。。
この『我如古グスク』から、西原町方面を見ると、遠くに『イシグスク』と『棚原グスク』が見えます☆
『イシグスク』は、テッペンの方しか見えませんがwww
また、反対の宜野湾市嘉数方面を見ると、かつて『嘉数グスク』があった『嘉数高台公園』展望台が見えます☆
現在の『我如古グスク』には、『我如古大主』を祀った拝所とカー(井泉)しか残されていませんでしたが、区を想う人々の気持ちが込められた『スンサーミー』が、親から子へと継承され、大切に残されていました☆
もし、区民以外の人でも見ることが可能であれば、ぜひ一度、『スンサーミー』を見に行ってみたいですねo(^-^)o
それでは、そろそろこの辺で。。。でわでわ☆★☆
最後まで読んでくださって、ありがとうございますm(_ _)m
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☆『我如古グスク』☆
☆場所:〒901-2214
沖縄県宜野湾市我如古
☆入場料:無料
☆トイレ:なし
☆駐車場:なし
昨日(14日)の沖縄本島は、朝から晴れて、久しぶりに丸一日いい天気でしたね☆
ここ最近、ずーっと雨が続いていたので、とても気持ちが良かったですヽ(^。^)☆
んで、今日(15日)の予報は、降水確率が30%となっており、『晴れ・曇り』とのこと♪
この天気は、明日の土曜日まで続くみたいですが、17日の日曜日からは、また愚図ついた天気となるみたいです。。。
さてさて☆
前々回の『大山御嶽』を見学した後、この日最後に向かったのは、同じ宜野湾市内にあるグスク跡☆
こちらは、石垣などの遺構は残ってはいないんですが、伝承によると、14世紀・琉球の王統、察度王統最後の王『武寧王』の三男とされる我如古大主が、約500年くらい前に築城したグスクなんだとか。。。
沖縄県宜野湾市我如古にある
『我如古グスク』
別の日に撮影した『我如古グスク』の遠景☆中央付近の森になっている一帯がグスク跡みたいです。 |
交差点を右折して、約40mほど進んだところにある最初の角を左折し、約70mほど進むと、斜め左側に細い小道がありますので、そちらに入り、その奥にある墓地の敷地内にあります。
墓地内は、道幅が狭いので、道の舗装が途切れた辺りの空き地に駐車して歩いた方がいいと思います。
先程もお話したように、こちらには城壁跡や石垣などの遺構は全く無く、拝所とその小道を挟んだ向かい側にガー(井泉)があるだけです。
墓地の入口付近にあった空き地にクルマを停め、小道を歩いてきたところ。拝所はさらにこの奥にあります。 |
戦前までは、我如古グスク手前に、『我如古ヒラマーチャー』と呼ばれる美しい大木があったそうなんですが、沖縄戦の際に焼失してしまったんだとか。。。
また、この我如古には、女性だけで踊られる『スンサーミー』という行事が伝えられているとのこと☆
我如古大主が祀られている拝所☆ |
かつては、豊年や子孫繁栄を祈願し、旧暦の八月十七日に踊られていたみたいですが、いつの頃からか潮の干満差が一年で最も大きい旧暦の三月三日『サングヮチャー』に踊られるようになったとのこと☆
※現在は、旧暦三月三日以降の週末に、我如古区の公民館で開催されているんだそうですよ♪
石碑手前にある祠☆中には香炉が納められていました。 |
戦時中は、やむを得ず中断されたそうですが、「ワカムンビカリ(若者の死)があってはならない」という女性達の強い思いに、戦後の昭和二十二年に復活されたんだとか☆
我如古大主の石碑。『我如古大王 五百年前』と刻まれてました。 |
また、今では男女問わず、『スンサーミー』を見ることができるんですが、かつては男子禁制の祭祀で男性は見ることが出来なかったみたいですね。。。
(沖縄県広報誌『美ら島沖縄』2007年3月号【愛ランドまーい】より一部引用)
『我如古大主』の拝所の向かい側にあるカー(井泉)☆カーの横に小さな香炉が置かれています。 |
『我如古大主』の拝所から、小道を少し奥に進んだ所に石が綺麗に積まれた祠(?)拝所(?)がありました。 |
『イシグスク』は、テッペンの方しか見えませんがwww
写真中央の病院の屋上後方にチラッと見えてるのが『イシグスク』 |
写真中央の丘のちょい左側が『棚原グスク』 |
写真中央の丘の上にあるのが『嘉数高台公園』の展望台☆ |
もし、区民以外の人でも見ることが可能であれば、ぜひ一度、『スンサーミー』を見に行ってみたいですねo(^-^)o
それでは、そろそろこの辺で。。。でわでわ☆★☆
最後まで読んでくださって、ありがとうございますm(_ _)m
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☆『我如古グスク』☆
☆場所:〒901-2214
沖縄県宜野湾市我如古
☆入場料:無料
☆トイレ:なし
☆駐車場:なし