ど~もぉ~♪
沖縄本島は、今日もいい天気で、ホント気持ちがいいです☆(^-^)
こんな天気のいい日には、海辺でビールでも飲みながらゆっくりしたくなっちゃいますね(笑)
さてさて☆
この間、ドライブの最中にたまたま発見した沖縄本島中部にある『グスク』に行ってきました☆
沖縄県沖縄市知花にある
こちらは、沖縄市の国道329号線と県道74号線・16号線がぶつかる『知花十字路』から、国道329号線を180mくらい北上した左側にある脇道に入ります。
そして、その脇道を少し直進していくと、左側に小さな『知花グスク入口』の看板が見えてきますので、その看板から奥へと続く道に入っていった突き当たりが『知花グスク』です。
この『知花グスク』は、標高88mのカルスト残丘地形を利用して建てられていて、沖縄の貝塚時代の前・中期のグスクです。
城主は、未だ不明みたいですが、かの有名な勝連城主『阿麻和利』を、首里王府軍の総大将として倒した『鬼大城(おにうふぐしく)』が自害した場所だと言われています。
※これには諸説あるみたいで、自害したとも、壕の中に隠れていたところを、焼き殺されたとも言われてるそうです。
この知花グスク入口前の駐車場には、『カンサヂヤー(神アシャギ)』と呼ばれる村の神を招いて祭事を行う小屋があります。
この『カンサヂヤー』は、現在はご覧の通り、鉄筋コンクリート製ですが、以前は、茅葺だったそうです。
旧暦の5月15日と6月15日には、知花・松本・池原・登川などの集落が集まり、知花の古島(フルジマ)へ遥拝する『ウマチー行事』が行われるそうです
自分が訪れた時、この『カンサヂヤー』の柱などに落書きがされてたので、とても残念でした・・・
『カンサヂヤー』の向かいには、市指定文化財の『上ヌ殿毛(イーヌトゥヌモー)』と呼ばれる拝所があります。
こちらの拝所も、旧暦の5月15日と6月15日の行事に合わせて拝んでいるみたいです。
この『知花グスク』一帯が、聖域だからなのか、祠の後ろ側には結界らしきロープが張られてましたね。
二ヵ所を見学した後は、『知花グスク』へと向かいます。
生い茂ってる雑木林の奥へと延びる道へと入って行くと、すぐ左手側に上に登れる階段がありました。
・・・が!階段の上の方を見ると、木が2本倒れて、階段を塞いでるぢゃありませんか!!Σ( ̄□ ̄;
一旦そこは断念して、さらに遊歩道の奥へと進みました。
すると、『鬼大城の墓』と書かれた看板を発見!
その看板に従い、さらにさらに奥へと向かいます(^^;
ってか、草木がもの凄く生い茂っていて、全然清掃・整備されてないんですよ・・・
いつハブが出てきてもおかしくないので、超~コワかったですね・・・( ̄▽ ̄;
んで、ずーっと草木をかき分けたりしながら、奥へ奥へと進んで行くと、よぉやく見つけました!
『鬼大城の墓』☆
この『鬼大城』とは俗名で、本名は『大城賢勇(うふぐしくけんゆう)』。
ネットで『鬼大城』と検索すると、『越来賢勇(ごえくけんゆう)』と出てきますが、このお墓の前に建てられてる説明板には『大城賢勇』で記載されてるので、同一人物みたいですね。
琉球王国の正史『球陽』によると、『大城賢勇』は、人並み外れた体格の持ち主で、武勇に優れ、その容姿から『鬼大城』と周りから呼ばれるようになったそうです。
琉球王国第一尚氏に仕えてた『鬼大城』は、勝連按司『阿麻和利』のクーデターを王府に知らせ、王府軍の総大将として、阿麻和利を討伐します。
・・・が、今度は、琉球王府内でクーデターが起こり、第一尚氏が滅亡。。。
第一尚氏に仕えていた『鬼大城』も、第二尚氏に終わる身となり、この『知花グスク』で命を落とすことになったんだそうです。。。
んで、このお墓から下の方へ伸びる階段があって、そこを降りて行くと・・・
な~んと!ここが『鬼大城の墓』の入口になってるぢゃありませんか。。。Σ( ̄□ ̄;!!
あんなに森の中を苦労して辿り着いたのに、こちら側にも入口があったなんて。。。
ですが、クルマは先程の場所にあるので、また今来た道を戻りました(泣)
一旦、駐車場に戻って、今度は、グスク手前側にあった『慰霊塔』に行って撮影してたんですけど、偶然にも地元の方達と遭遇したんですよ!(^^)!
※『慰霊塔』は、また別の機会に、手短にご紹介しますね☆
ご挨拶して、少しお話を聞かせてもらったんですけど、親切にいろいろ教えて下さいましたo(^-^)o
その節は、本当にありがとうございましたm(_ _)m
なんでも、この『知花グスク』入口のすぐ隣にある畑はこの方の畑らしく、小さい時は、よくこちらに遊びに来ていたんだとか。
んで、その頂上に行く道を聞いてみると、先程、断念した上に延びる、あの階段との事。。。
まぁ、話を聞いた後に、いちおー上がりましたよ・・・いちおーね( ̄▽ ̄;
なんでも、毎年、この駐車場や遊歩道など、周辺一帯を地元の人達のみならず、県や政府のお偉いさんもこちらに来て、みんなで清掃活動したりするとの事o(⌒▽⌒)o
さらには、米軍基地の兵隊さん達も、自主的にこちらの清掃活動を聞きつけ、率先して参加されているんだそうですよ!!(≧▽≦)ノ☆
なので、清掃活動に参加されてる地元の方達も、みんな大喜びで、とてもありがたいですよぉ~と話てくださいました♪
いやぁ~♪ホントとても嬉しくなるようなお話が聞けましたねo(⌒▽⌒)o
やはり、地元の方に教えて頂く方が、一番勉強になります♪
いろいろ教えていただいた後、さっそく階段を上って行ったんですが・・・
完全に森と化してしまってるぢゃないですかぁ・・・(>_<ξ
草木をかき分けながら、なんとか頂上手前まで行ったんですけど、そこから先は完全にムリでした。。。
う~ん・・・歴史的にも、また地質学や植物学的にも重要な地域でしたら、もっと綺麗に整備してほしいものですね・・・( ̄~ ̄;
まぁ、市の予算とかいろいろな問題もあるのでしょうけれど。。。
んで、頂上まで行くことを断念し、先程の駐車場へ戻り、グスクを後に致しました( ̄▽ ̄)ノ
いやぁ~☆今回は、この『知花グスク』に行って、本当に良かったですネ♪
地元の方の貴重なお話も聞けましたし、また1つ沖縄の歴史も勉強できましたので(^_-)-☆
今度、こちらを訪れる時には、もっと綺麗に整備されててほしいものですねヽ(^。^;
それでは、かなり長くなってしまいましたが、この辺で。。。でわでわ☆★☆
最後まで読んでくださって、ありがとうございますm(_ _)m
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☆『知花グスク(知花城跡)』☆
☆場所:〒904-2143
沖縄県沖縄市知花5丁目12
☆時間:自由見学
☆入場料無料
☆駐車場有り
☆トイレ無し(一応有るんですけど、清掃・整備されてないので、使用できないと思います)
沖縄本島は、今日もいい天気で、ホント気持ちがいいです☆(^-^)
こんな天気のいい日には、海辺でビールでも飲みながらゆっくりしたくなっちゃいますね(笑)
さてさて☆
この間、ドライブの最中にたまたま発見した沖縄本島中部にある『グスク』に行ってきました☆
沖縄県沖縄市知花にある
『知花グスク』☆
鳥居の後ろにある小高い丘が『知花グスク』☆ |
そして、その脇道を少し直進していくと、左側に小さな『知花グスク入口』の看板が見えてきますので、その看板から奥へと続く道に入っていった突き当たりが『知花グスク』です。
右側の奥へと続く遊歩道が知花グスク入口☆左は拝所へ続く階段☆ |
城主は、未だ不明みたいですが、かの有名な勝連城主『阿麻和利』を、首里王府軍の総大将として倒した『鬼大城(おにうふぐしく)』が自害した場所だと言われています。
※これには諸説あるみたいで、自害したとも、壕の中に隠れていたところを、焼き殺されたとも言われてるそうです。
この知花グスク入口前の駐車場には、『カンサヂヤー(神アシャギ)』と呼ばれる村の神を招いて祭事を行う小屋があります。
知花グスク内にある『カンサヂヤー』 |
旧暦の5月15日と6月15日には、知花・松本・池原・登川などの集落が集まり、知花の古島(フルジマ)へ遥拝する『ウマチー行事』が行われるそうです
自分が訪れた時、この『カンサヂヤー』の柱などに落書きがされてたので、とても残念でした・・・
『カンサヂヤー』の向かいには、市指定文化財の『上ヌ殿毛(イーヌトゥヌモー)』と呼ばれる拝所があります。
『上ヌ殿毛(イーヌトゥヌモー)』入り口 |
『上ヌ殿毛』の祠 |
この『知花グスク』一帯が、聖域だからなのか、祠の後ろ側には結界らしきロープが張られてましたね。
二ヵ所を見学した後は、『知花グスク』へと向かいます。
知花グスク入口 |
・・・が!階段の上の方を見ると、木が2本倒れて、階段を塞いでるぢゃありませんか!!Σ( ̄□ ̄;
一旦そこは断念して、さらに遊歩道の奥へと進みました。
説明を追加 |
その看板に従い、さらにさらに奥へと向かいます(^^;
ってか、草木がもの凄く生い茂っていて、全然清掃・整備されてないんですよ・・・
いつハブが出てきてもおかしくないので、超~コワかったですね・・・( ̄▽ ̄;
んで、ずーっと草木をかき分けたりしながら、奥へ奥へと進んで行くと、よぉやく見つけました!
『鬼大城の墓』☆
鬼大城の墓☆右側の碑は『夏氏大宗墓の石碑』 |
ネットで『鬼大城』と検索すると、『越来賢勇(ごえくけんゆう)』と出てきますが、このお墓の前に建てられてる説明板には『大城賢勇』で記載されてるので、同一人物みたいですね。
琉球王国の正史『球陽』によると、『大城賢勇』は、人並み外れた体格の持ち主で、武勇に優れ、その容姿から『鬼大城』と周りから呼ばれるようになったそうです。
『鬼大城の墓』手前にあったお墓 『祝女墓』とゆーお墓だそうで、地元では『ヌールバカ』と呼ばれてるそうです。 |
こちらのお墓は『鬼大城の墓』を通り過ぎた奥にひっそりとありました。 |
・・・が、今度は、琉球王府内でクーデターが起こり、第一尚氏が滅亡。。。
第一尚氏に仕えていた『鬼大城』も、第二尚氏に終わる身となり、この『知花グスク』で命を落とすことになったんだそうです。。。
んで、このお墓から下の方へ伸びる階段があって、そこを降りて行くと・・・
ここから入った方が近かった。。。(泣) |
あんなに森の中を苦労して辿り着いたのに、こちら側にも入口があったなんて。。。
ですが、クルマは先程の場所にあるので、また今来た道を戻りました(泣)
一旦、駐車場に戻って、今度は、グスク手前側にあった『慰霊塔』に行って撮影してたんですけど、偶然にも地元の方達と遭遇したんですよ!(^^)!
※『慰霊塔』は、また別の機会に、手短にご紹介しますね☆
ご挨拶して、少しお話を聞かせてもらったんですけど、親切にいろいろ教えて下さいましたo(^-^)o
その節は、本当にありがとうございましたm(_ _)m
知花グスクの頂上にある展望台へと続く階段 |
んで、その頂上に行く道を聞いてみると、先程、断念した上に延びる、あの階段との事。。。
階段が草木に埋もれてしまってる。。。 |
なんでも、毎年、この駐車場や遊歩道など、周辺一帯を地元の人達のみならず、県や政府のお偉いさんもこちらに来て、みんなで清掃活動したりするとの事o(⌒▽⌒)o
さらには、米軍基地の兵隊さん達も、自主的にこちらの清掃活動を聞きつけ、率先して参加されているんだそうですよ!!(≧▽≦)ノ☆
なので、清掃活動に参加されてる地元の方達も、みんな大喜びで、とてもありがたいですよぉ~と話てくださいました♪
階段が完全に木々に埋もれてましたネ。。。 |
やはり、地元の方に教えて頂く方が、一番勉強になります♪
いろいろ教えていただいた後、さっそく階段を上って行ったんですが・・・
完全に森と化してしまってるぢゃないですかぁ・・・(>_<ξ
階段途中から頂上を望む。。。って何も見えませんでした(泣) |
う~ん・・・歴史的にも、また地質学や植物学的にも重要な地域でしたら、もっと綺麗に整備してほしいものですね・・・( ̄~ ̄;
まぁ、市の予算とかいろいろな問題もあるのでしょうけれど。。。
頂上手前の踊り場から見えた嘉手納基地♪ |
いやぁ~☆今回は、この『知花グスク』に行って、本当に良かったですネ♪
地元の方の貴重なお話も聞けましたし、また1つ沖縄の歴史も勉強できましたので(^_-)-☆
今度、こちらを訪れる時には、もっと綺麗に整備されててほしいものですねヽ(^。^;
それでは、かなり長くなってしまいましたが、この辺で。。。でわでわ☆★☆
最後まで読んでくださって、ありがとうございますm(_ _)m
↓宜しければブログランキングへ 御協力お願い致します。
☆『知花グスク(知花城跡)』☆
☆場所:〒904-2143
沖縄県沖縄市知花5丁目12
☆時間:自由見学
☆入場料無料
☆駐車場有り
☆トイレ無し(一応有るんですけど、清掃・整備されてないので、使用できないと思います)