久志若按司の位牌が納められている安置所と祭祀を取り仕切っていたノロの屋敷跡☆|沖縄放浪日記

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2018年1月14日日曜日

久志若按司の位牌が納められている安置所と祭祀を取り仕切っていたノロの屋敷跡☆

ハイサぁ~イ⭐

今回は、前々回の続きです。

名護市の久志集落の東側に位置する『久志の観音堂』『上ヌクムイ 下ヌクムイ』等を見学した後、最後に集落の祭祀を取り仕切っていた祝女(ノロ)の屋敷跡と『久志之若按司』の位牌が納められている安置所を見学しに向かいました。

沖縄県名護市久志にある

『久志之若按司御位牌安置所と祝女殿内』

久志之若按司御位牌安置所の写真
久志集落東側の丘陵の麓にある『久志若按司御位牌 安置所』。
『祝女殿内』『久志之若按司』の位牌が納められている安置所は、『久志之若按司之墓』の前を通る県道13号線久志集落向けに約190mほど進んでいくと、県道沿い右側にあります。
祝女殿内と神アシャギの写真
久志集落内を通る県道13号線沿いにある『神アシャギ』。後方の赤瓦屋根の家屋が『祝女殿内』です。
『神アシャギ』向かいの路肩にクルマをちょこっと停めさせてもらい、すぐさま見学へと向かいました。

上の写真の通り、県道沿いには軒が少し低くなった『神アシャギ』があり、その後方の木々に囲まれた赤瓦屋根の家屋が『祝女殿内』となっています。
神アシャギの写真
神アシャギ。
"神アシャギ"とは、神様を招いて祭事を行なう場所のことで、かつては竹茅葺きの屋根でしたが、現在はそのほとんんどが上の写真のようにコンクリート造りとなっています。
(参考⇒http://rca.open.ed.jp/city-2000/house/word/s_001.html)

そして、この『神アシャギ』の後方にあるのが『祝女殿内(ノロドゥンチ)』です。
祝女殿内の写真
祝女殿内。
"祝女(ノロ)"とは、地域の祭祀を取り仕切り、"御嶽"を管理する女司祭のことで、"ヌール"とか"ヌル"とも称されます。
(参考⇒Wikipedia『ノロ』)

そして"殿内(ドゥンチ)"とは、総地頭職にある親方家を指す尊称のことで、冒頭でもお話したように"祝女(ノロ)殿内(ドゥンチ)"とは"祝女"の屋敷跡のことを指します。
祝女殿内の写真
『祝女殿内』の内部。
『祝女殿内』の内部には、仏壇に位牌が安置されており、その右隣には香炉が置かれた"拝所"が2ヵ所ありました。

仏壇の前に置かれた赤い箱は、たぶん賽銭箱だと思います。
祝女殿内の写真
『祝女殿内』の敷地内にあった井戸跡。
また、『祝女殿内』の敷地内には、かつて使用されていたであろう井戸跡があり、東側の塀の前には"拝所"がありました。
祝女殿内の写真
『祝女殿内』の敷地東側にあった拝所。
『祝女殿内』を見学させて頂いた後、一旦敷地外に出て右側から『祝女殿内』の北側を見てみると、奥の方に瓦屋根の建造物を発見!

んで、そちらへ行ってみると・・・
久志之若按司御位牌安置所の写真
『祝女殿内』の後方に赤瓦屋根の建造物がありました。
敷地の外に2基の石柱が立てられており、その後方には赤瓦屋根の建造物が2棟とコンクリート製の建造物が1棟建てられていました。

その2基の石柱には、『シンマシー フェクシー ナカウカイシー御霊安置所』、『久志之若按司御位牌安置所』と記されていました。
シンマシー フェクシー ナカウカイシー御霊安置所・久志之若按司御位牌安置所の写真
『シンマシー フェクシー ナカウカイシー御霊安置所』と記された石柱(左)と、
『久志之若按司御位牌安置所』と記された石柱(右)。
シンマシー フェクシー ナカウカイシー御霊安置所・久志之若按司御位牌安置所の写真
『シンマシー フェクシー ナカウカイシー御霊安置所』・『久志之若按司御位牌安置所』。
向って右側の建物に『久志之若按司』の位牌が安置されており、左側の2棟に『シンマシー フェクシー ナカウカイシー御霊』が祀られているようです。
久志之若按司御位牌安置所の写真
久志之若按司御位牌安置所。
久志之若按司御位牌安置所の写真
『久志之若按司御位牌安置所』の内部。
扉が開いていたので、『久志之若按司御位牌安置所』の内部をちょこっと見学させて頂くと、向かって右側の祭壇には『久志按司 久志若按司 霊位』と記された位牌が安置されており、その手前には3基の香炉が置かれていました。

また、左側には1基の香炉が置かれた"拝所"があり、こちらは"火ヌ神"が祀られているのだろうと思われます。
※あくまでワタクシ個人の憶測ですので、定かではございません。
シンマシー フェクシー ナカウカイシー御霊安置所の写真
『久志之若按司御位牌安置所』の左隣にある拝所。
そして、『久志之若按司御位牌安置所』の左隣には『シンマシー フェクシー ナカウカイシー御霊安置所』があります。

この2棟の祠には位牌などがなく、数基の香炉のみが納められていたため、どちらがどの香炉なのかは不明です。。。
シンマシー フェクシー ナカウカイシー御霊安置所の写真
左奥の祠の内部。こちらには4基の香炉が納められていました。
シンマシー フェクシー ナカウカイシー御霊安置所の写真
中央にある一番小さな祠の内部。こちらには3基の香炉が納められていました。
ネットでいろいろ調べていくと、左側の2つの祠には久志集落の始祖にあたる3名の方が祀られているとのことでした。

ってことは、石柱に記されていた『シンマシー フェクシー ナカウカイシー』とは、この始祖3名の名前なのでしょうね。。。
※こちらもワタクシ個人の憶測なので、定かではございません。。。

ここまで見学させて頂いた後はクルマへと戻り、この日はそのまま久志集落を後に致しました。

後日、久志集落についていろいろ調べていくと、今回ご紹介した史跡の他にも、いくつかの史跡が点在しているとのことでしたんで、年が明けてちょっと落ち着いたころに久志集落に再訪してきました。

・・・と、今回はここまでにして、この続きは、また別の回にご紹介致します。

それでは、そろそろこの辺で。。。でわでわ☆★☆

最後まで読んで下さいまして、誠にありがとうございますm(_ _)m
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『久志之若按司御位牌安置所』・『祝女殿内』他☆

☆場所:〒905-2173
     沖縄県名護市久志

☆見 学:無料

☆駐車場:無し

※訪れる際は、くれぐれもマナーを守って、他の来訪者や地元の方々に迷惑をかけないよう、十分気を付けてくださいね。

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