約200年以上も前に築造されたと推測される南城市玉城船越にある樋川☆|沖縄放浪日記

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2017年8月12日土曜日

約200年以上も前に築造されたと推測される南城市玉城船越にある樋川☆

ハイサぁ~イ⭐

前々回にご紹介した与那原町与那原にある『御殿山』・『与那原親川』を見学した後、次に向かったのは、南城市玉城船越にある樋川。

こちらは、正確な築造年は不明なんだそうですが、言い伝えによると、およそ200年以上も前に造られたのではないかと推測されているんだとか。。。

沖縄県南城市玉城船越にある

『船越大川(フナクシウッカー)

船越大川(フナクシウッカー)の写真
現在も豊富な水を湛える『船越大川(フナクシウッカー)』
こちらは、南城市の県道48号線17号線がぶつかる『稲嶺(南)』の交差点から、県道48号線を同市玉城向けに進み、約2.9㎞ほどの距離にある『糸数入口』の交差点手前左側にある脇道を左折、そして道なりに約430mほど進んでいくと、道路沿い右側にあります。
船越大川(フナクシウッカー)の写真
南側の道路上から見た『船越大川』。
こちらは、専用駐車場が無いので、道向かいの路肩にちょこっと駐車させてもらい、見学させて頂きました。
船越大川(フナクシウッカー)の写真
『船越大川』の入口。
『船越大川』の標柱が立てられた入口から敷地内へ入っていくと、すぐ目の前に大きな溜池が現われます。
船越大川(フナクシウッカー)の写真
入口から見た『下ウッカー』と称される溜池。
船越大川(フナクシウッカー)の写真
反対側から見た『下ウッカー』。
南城市の公式サイトやHPによると、正確な築造時期は不明とのことですが、およそ200年以上前ではないかと言われているんだそうです。

夏場でも水が枯れることがないらしく、上部の水場は女性の水浴び場で『上ウッカー』と称され、下部の池は『下ウッカー』と称され男性や子供の水浴び場として利用されていたとのことです。
※南城市の観光ポータルサイト『らしいね💗南城市』の『船越大川』のページ⇒http://www.kankou-nanjo.okinawa/bunka/details/53

また、こちらから流れ出る豊富な水は、船越集落前に広がる大きな水田にも活用されていたと伝えられているんだそうですよ。
※南城市公式HP内にある『船越大川』の動画が掲載されているページ⇒http://www.city.nanjo.okinawa.jp/about-nanjo/movie_ja/2012/02/post-62.html
船越大川(フナクシウッカー)の写真
溜池の横の石畳を奥へ歩いていくと、2つの樋口が見えてきます。
入口から石段を下りて、溜池の横の石畳道を歩いていくと、奥の方に2つの樋口が見えます。

奥の2つの樋口や石畳道の両側にある石積みは、緻密に設計されているんだそうで、保存状態も良く、とても綺麗でしたね。
船越大川(フナクシウッカー)の写真
2つの樋口と、かつて女性の水浴び場として利用されていた『上ウッカー』
ワタクシが訪れた時は、2つの樋口から水は流れ出ていませんでしたが、石畳道に沿ってもうけられている細い水路からは、水が流れ出ていました。
船越大川(フナクシウッカー)の写真
左右で形が異なる2つの樋口。
2つの樋口と『上ウッカー』を見学した後、男性と子供の水浴び場として利用されていた『下ウッカー』まで戻ると、そこから丘の上へと続く石段があったので、そちらへ行ってみることにしました。

んで、石段を上がると、すぐ左側に『船越大川』の説明板が設置されており、その後方に拝所が設けられていました。
船越大川(フナクシウッカー)の写真
石段の左側に設置されていた説明板。奥に『船越大川』の拝所が見えます。
説明板には、次のように記されていました。

≪フナクシウッカー(船越大川)≫
≪このウッカーは糸数台地からの浸透水が湧き出ており、夏場でも涸れることのない豊かな水量を保っている。

古老の話によると築造年は定かではないが200年以前かと推測されている。
船越大川(フナクシウッカー)の写真
『フナクシウッカー(船越大川)』の説明。
全体的に島石で造られ、上ウッカーには型が異なる樋が左右にあって東側が男樋、西側が女樋と言われ、女性の浴場として利用されていた。

前方にしたウッカーがあり昭和30年頃までは男性と子供達の水浴びや、馬アミシー、フナやウナギの釣り場として利用されていた。
船越大川(フナクシウッカー)の写真
説明にあった当時のイメージ絵図。
また船越田袋(フナクシターブックァー)と言われた船越集落前の大きな水田の水源でもあった。≫
・・・とありました。

また、説明板には≪船越大川を詠む≫と題された歌が記されていました。

≪船越大川を詠む≫
≪官民のお陰 復元叶て 樋口よ走り落ちる 大川玉木≫

≪船越の村や 栄いしやたみし 大川湧水の 恵みうけ≫

そして、説明板の側面を見てみると、『船越大川復元竣工』と題された石板が設置されていました。

その石板によると、現在の『船越大川』は、平成14年1月に復元されたもののようですね。
船越大川(フナクシウッカー)の写真
説明板の側面に設置されていた石板。
説明板を後にし、さらに奥へ進みます。
船越大川(フナクシウッカー)の写真
『船越大川』の拝所。
『上ウッカー』の真横に立つ大きな木の根元には、小さな祠が設けられており、祠の前には香炉が1基置かれていました。
船越大川(フナクシウッカー)の写真
祠の内部にある『船越大川』と刻まれた小さな石板。
また、祠の内部には、『船越大川』と刻まれた石板が安置されていました。

この小さな祠の拝所から東側に目をやると、奥の藪の中にコンクリートで造られた貯水槽がありました。
船越大川(フナクシウッカー)の写真
拝所の前から東側を見たところ。奥の茂みの中にコンクリート製の貯水槽がありました。
船越大川(フナクシウッカー)の写真
茂みの中に設けらたコンクリート製の貯水槽。
この貯水槽から北側に水路が伸びており、先程の拝所の横を通って糸数台地へと続いていました。
船越大川(フナクシウッカー)の写真
拝所横の水路。糸数台地に向かって伸びてました。
・・・と、ここまで見学した後は、クルマへと戻り、また次の目的地へと向かいました。

こちらは、現在も地元の人々が定期的に清掃を行い、近隣に広がる畑に撒く水として使用され、また、『下ウッカー』の溜池は、子ども達の水遊びの場にもなっているとのことで、大切に活用されているんだそうですよ。
船越大川(フナクシウッカー)の写真
正面から見た『船越大川』。
それでは、そろそろこの辺で。。。でわでわ☆★☆

最後まで読んで下さいまして、誠にありがとうございますm(_ _)m
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『船越大(フナクシウッカー)

☆場所:〒901-1400
      沖縄県南城市玉城船越161

☆お問合せ:098-946-8990(南城市役所 大里庁舎 文化課)

☆見 学:無料

☆駐車場:無し

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