前々回、南城市玉城富里にある『番所公園』を見学した後、公園横の道に進み『南城市陸上競技場』へと向かいました。
この陸上競技場内には、『尚巴志』の妾の子と云われる『豊見城按司』によって築城が開始され、後に『尚泰久』の四男『八幡加那志』が引き継いで完成させたといわれるグスク跡があります。
以前、同じ玉城富里にある『百十踏揚の墓』を見学しに来た際に、こちらも見学したかったんですが、その時は陸上競技場が工事してて見学出来なかったんですよねぇ。。。
沖縄県南城市玉城富里にある
『仲栄真(なけーま)グスク』☆
南城市陸上競技場の駐車場内にある『仲栄真グスク』。 |
※『番所公園』へは、前々回のブログ記事を参考にして下さい。⇒https://oki-night.blogspot.com/2018/07/blog-post_20.html
そして、競技場に突き当たると、そこから右折してまた道なりに進んでいくと、敷地内の道の左側にあります。
『南城市陸上競技場』の敷地内にある『仲栄真グスク』。 |
南城市の資料『第五章 歴史文化保存活用区域の方向性』によると、『仲栄真グスク』は琉球王国第一尚氏王統 第二代目の中山王である『尚巴志』の妾の子と云われる豊見城按司によって築城が開始されたと記されています。
(※参考⇒琉球の国王)
道路側に『仲栄真グスク』と記された標柱が立てられていました。 |
(※参考⇒南城市資料『第五章 歴史文化保存活用区域の方向性』)
グスク域の道路側に『仲栄真グスク』と記された標柱が立てられていたので、そちらからクルッとグスク域を一回りすることにしました。
標柱が立てられている場所から左側にちょこっと進んだトコにあった拝所らしき場所。 |
拝所らしき場所にあった香炉のような方形の石。 |
んで、この"拝所"らしき場所を後にし、さらにグスク域を見て回ります。
競技場側のグスク域。 |
陸上競技場側のグスク域にあった小さな小道。 |
小道の先にあったグスクの遺構らしき石積み。 |
小道の入口にある岩の根元にあった拝所。 |
小道の出入口から少し離れた場所にある岩の裂け目。 |
反対側から見た岩の裂け目。 |
陸上競技場の駐車場から見た『仲栄真グスク』。 |
木々の奥に見える『仲栄真グスク』の石積み。 |
『仲栄真グスク』の石積みのアップ。 |
富里集落を背にして見た『仲栄真グスク』。 |
グスク域南側。草木が生い茂っていて遺構などは確認出来ませんでした。。。 |
(※参考⇒ハイホーの沖縄散歩=南部地区=『仲栄真グスク跡』)
・・・と、ここまで『仲栄真グスク』を見学した後、グスク域の西側を通る道の反対側に、森の中へと続く獣道を見つけたので、今度はそちらへ行ってみることにしました。
この獣道の先には、『尚泰久』の長男『安次富加那巴志』や次男の『三津葉多武喜』、四男の『八幡加那志』が、この地に来た際に仮の住居を建てたという伝承が残されている場所があり、その近くには『豊見城按司』の御墓もあります。
・・・が、今回はここまでにして、この続きはまた別の回にご紹介したいと思います。
それでは、この辺で・・・でわでわ☆★☆
最後まで読んで下さいまして、誠にありがとうございますm(_ _)m
↓宜しければブログランキングへ 御協力お願い致します。
☆『仲栄真(なけーま)グスク』☆
☆場所:〒901ー1400
沖縄県南城市玉城富里222
☆見 学:無料
☆駐車場:あり(南城市陸上競技場駐車場)
※訪れる際は、くれぐれもマナーを守って、他の来訪者や地元の方々に迷惑をかけないよう、十分気を付けてくださいね。