ハイサぁ~イ⭐
この前、たまたま予定が無かったので、いろいろ1人でほろほろとあっちこっち廻ってて帰り道の途中、懐かしい場所を通りかかったので、クルマを降りて少し散歩してきました。
沖縄県浦添市当山にある
こちらは、ワタクシが小学生だった頃、地元の友人たちと遊びに来てた場所の一つです。
この前、たまたま予定が無かったので、いろいろ1人でほろほろとあっちこっち廻ってて帰り道の途中、懐かしい場所を通りかかったので、クルマを降りて少し散歩してきました。
沖縄県浦添市当山にある
『当山の石畳道』☆
『当山の石畳道』。 |
その当時は全然知らなかったんですが、浦添市指定の文化財に指定されるみたいで、国の指定史跡でもあるみたいですネ。
この石畳道は、『普天間参詣道』と呼ばれてる道で、琉球王国時代に、国王がこの道を使って普天間宮に参詣してたそうです。
また、この道の各所に設けられていた間番所(地方の役所)の年貢が首里城に運ばれるためにも使用されてたそうですよ。
宜野湾間切が新設された17世紀後半頃に道は整備されたみたいなんですが、牧港川にかかる『当山橋』は、木製の橋を使用してたんだそうです。
大正時代に造られた『当山橋』。 |
石橋に改修されたのは、ずっと後の大正期だそうです。
上の画像からは、ちょっと分かりづらいと思うんですが、かなり急勾配の坂が、牧港川まで続いてました。。。
ワタクシがクルマを駐車した場所は、この道の南側なんですが、石畳が始まってる場所までの傾斜角はかなりヤバかったですよ。。。
なので、馬が転ぶほどの急坂『馬ドゥケーラシ(馬転ばし)』と呼ばれてたみたいです。
んで、牧港川まで歩いて行くと、先程の石橋がありました‼
ちょっと川は汚かったけど・・・
ちょうど当山小学校の裏手ですね。
橋を渡って、すぐ左手の方にも開けた場所があって、ずーっと奥まで続いてるんですが、たぶん『浦添大公園』の方につながってるんでしょうね。
この石畳、全長約200m、幅3mらしいんですが、この道に使われてる石畳は、再現してるのではなく当時のままなんだそうですよ‼
子供の頃は、そんな大事な史跡だとは思いもよりませんでした・・・
んで、先程の『馬ドゥケーラシ』の急坂をゆっくり歩いてクルマに戻り、そのまま帰宅しました。
今回は、ちょっと短めでしたが、こんな沖縄の史跡を見て回るのも、とってもいいもんですネ。
石畳道への案内板とその他の石畳道の様子☆ |
☆追記(2018年4月12日)。
去年(2017年)、『浦添大公園南エントランス管理事務所展示コーナー』へ見学に行って来たんですが、その際、浦添市内に点在する史跡マップを閲覧していると、『当山の石畳道』の『馬ドゥケーラシ』と呼ばれる急坂途中から東向けに入っていた先に拝井泉があるのを発見したんですよ。
んで、後日その拝井泉を見学しに『当山の石畳道』へ再訪してきました。
以前『当山の石畳道』を訪れた時と同じように南側から石畳道に入り、『馬ドゥケーラシ』を下りていくと、すぐ右側にある岩壁の断崖麓から東へと伸びる道を発見しました。
道沿いにある岩壁は、落石防止ネットが設けられていたんですが、奥の森の中へと続く獣道入口横の断崖中腹にぽっかりと口を開けた"ガマ"がありました。
どうやってこの"ガマ"に入るのかは分かりませんが(笑)、もしかすると左側の草で覆われた場所の後方から上ることが出来るのかもしれませんね。
落石防止ネットで囲われていたため、確認することは出来ませんでしたが。。。
"ガマ"を見た後で、森の中へと入っていきます。
先述した展示コーナーで見つけた拝井泉は、この獣道の突き当りにあるようです。
獣道は、入口から約半分くらいまでは雑草が繁茂していて歩きにくかったんですが、中間地点から拝井泉のある突き当りまでは比較的歩きやすくなっていましたね。
んで、獣道の突き当りまで進んでいくと、右側の斜面手前に半月状の『当山ガー』と称される拝井泉を発見しました。
『当山ガー』は、獣道側からカー(井泉)の後方をグルッと回り込む形で石垣で半月状に造られていました。
以前こちらを訪れたことのある方のブログを拝見させて頂くと、その時は水があったようですが、ワタクシが訪れた時は、水は枯渇しているようで確認出来ませんでした。
・・・と、『当山ガー』を見学した後、カーの周囲を見渡してみたんですけど、この『当山ガー』以外の史跡などは見当たらなかったため、そのままクルマへと引き返しました。
『当山ガー』は、かつては集落のムラガー(村井戸)だったそうで、産水や若水等を汲んだと云われているんだそうです。
また、現在も参拝に訪れる方がいるんだそうですよ。
保存状態が良く、とても綺麗なカー(拝井泉)なので、『当山の石畳道』を訪れた際は、こちらも見学してみてくださいね。
ただ、石畳道からカーまでは草木が繁茂している場合があり、ハブに遭遇する可能性があるので、見学する際はくれぐれもハブに遭遇しないよう注意してくださいね。
それでは、この辺で。。。でわでわ☆★☆
☆『当山の石畳道』☆
☆場所:〒901-2104
沖縄県浦添市当山1丁目17-11
☆見 学:無料
☆駐車場:無し
※訪れる際は、くれぐれもマナーを守って、他の来訪者や地元の方々に迷惑をかけないよう、十分気を付けてくださいね。
去年(2017年)、『浦添大公園南エントランス管理事務所展示コーナー』へ見学に行って来たんですが、その際、浦添市内に点在する史跡マップを閲覧していると、『当山の石畳道』の『馬ドゥケーラシ』と呼ばれる急坂途中から東向けに入っていた先に拝井泉があるのを発見したんですよ。
んで、後日その拝井泉を見学しに『当山の石畳道』へ再訪してきました。
『馬ドゥケーラシ』の途中から東向けに伸びる道。 |
道沿いにある岩壁は、落石防止ネットが設けられていたんですが、奥の森の中へと続く獣道入口横の断崖中腹にぽっかりと口を開けた"ガマ"がありました。
獣道入口から見た岩壁。左側の断崖中腹に"ガマ"がありました。右奥に見えるのが石畳道です。 |
断崖中腹にあった"ガマ"。 |
落石防止ネットで囲われていたため、確認することは出来ませんでしたが。。。
森の中へと続く獣道。 |
先述した展示コーナーで見つけた拝井泉は、この獣道の突き当りにあるようです。
獣道の途中。ここからは比較的歩きやすくなっていました。 |
当山ガー。 |
『当山ガー』は、獣道側からカー(井泉)の後方をグルッと回り込む形で石垣で半月状に造られていました。
『当山ガー』の内部。水は枯れているようでした。 |
・・・と、『当山ガー』を見学した後、カーの周囲を見渡してみたんですけど、この『当山ガー』以外の史跡などは見当たらなかったため、そのままクルマへと引き返しました。
『当山ガー』は、かつては集落のムラガー(村井戸)だったそうで、産水や若水等を汲んだと云われているんだそうです。
また、現在も参拝に訪れる方がいるんだそうですよ。
保存状態が良く、とても綺麗なカー(拝井泉)なので、『当山の石畳道』を訪れた際は、こちらも見学してみてくださいね。
ただ、石畳道からカーまでは草木が繁茂している場合があり、ハブに遭遇する可能性があるので、見学する際はくれぐれもハブに遭遇しないよう注意してくださいね。
それでは、この辺で。。。でわでわ☆★☆
☆『当山の石畳道』☆
☆場所:〒901-2104
沖縄県浦添市当山1丁目17-11
☆見 学:無料
☆駐車場:無し
※訪れる際は、くれぐれもマナーを守って、他の来訪者や地元の方々に迷惑をかけないよう、十分気を付けてくださいね。