琉球第2尚氏王朝第13代国王が訪れた際に命名したといわれる恩納村海岸の草原☆|沖縄放浪日記

2016年3月6日日曜日

琉球第2尚氏王朝第13代国王が訪れた際に命名したといわれる恩納村海岸の草原☆

ハイサイ☆ちゃーがんじゅーやみせーみ?ヽ(^。^)ノ♪

天気予報どおり、昨日(5日)から沖縄本島は、愚図ついた天気となっておりますヽ(^。^;

今日の降水確率は70%となっており、日中は雨が降るみたいなんですが、夜9時くらいからは晴れてくるみたいです☆

そして、週明け月曜日の明日(7日)は、降水確率10%で、なんと『晴れ』となっております(笑)

できれば、今日から晴れてほしかったなぁ・・・(笑)( ̄▽ ̄;

さてさて☆

今月3日は、とってもいい天気だったので、ヨメさんと久しぶりに本島中部の恩納村までドライブに行ってきました☆

んで、以前、磯釣りで訪れてたことがある釣りスポットを見に行ってみようと思い、そちらに向かったんですが、その途中にある観光地も、ついでに見学してみることにしました( ̄▽ ̄)ノ☆

沖縄県国頭郡恩納村恩納にある

『万座毛(まんざもう)

万座毛の写真
『万座毛』の一番有名な象の鼻に似た岩♪
こちらはまず、恩納村の国道58号線県道88号線がぶつかる交差点から、国道58号線『恩納村立恩納中学校』向けに入り、同中学校を通過して、そのまま直進していきます☆

しばらく進んで行くと、右側に『ローソン 恩納万座毛入口店』がある『恩納(北)』の交差点に差し掛かりますので、そちらを左折して道なりに進んで行くと、その突き当りにありますヽ(^。^)ノ☆
万座毛の駐車場の写真
『恩納(北)』の交差点から真っ直ぐ進んできたところにある『万座毛』の駐車場☆
『万座毛』の駐車場に到着すると、すでに多くの観光客が訪れており、お土産品店があるメインの駐車場はほぼ満車状態でしたねヽ(^。^;

どこに止めようか迷っていると、運良く土産品店前の駐車場が1つ空いたので、すかさずそちらに停めて、さっそく久しぶりの『万座毛』を見に行きました♪
御製碑の写真
遊歩道入口に建立された『御製碑』☆後ろの赤瓦は『万座毛』周辺マップです。
遊歩道入口には、平成24年11月に天皇皇后両陛下が『万座毛』を訪れた際に、天皇陛下が詠まれた歌を記した石碑が建立されていますo(^-^)o

その隣には副碑文があり、その説明によると・・・
≪天候皇后両陛下は、平成24年11月に沖縄県で開催された第32回全国豊かな海づくり大会(美ら海大会)御臨席の機会に、恩納村の万座毛をご訪問になりました。

この御製は、この地と恩納岳が琉歌に詠まれた18世紀の琉球王朝の時代に思いをいたされ、お詠みになったものです。この碑は、両陛下の御訪問を永く後世に伝えるとともに、万座毛がいつまでも自然豊かな景勝地として守り続けられることを祈念して建立しました。
平成25年11月 恩納村長 志喜屋 文康≫
・・・と書かれてました。

そして、この『御製碑』を通過すると、今度は左側に『沖縄海岸国定公園 万座毛周辺』の説明板が立てられています。
万座毛の案内板の写真
沖縄海岸国定公園 万座毛周辺の説明板☆
この『沖縄海岸国定公園』の主な説明文をご紹介させて頂きますと・・・

まず、沖縄海岸国定公園とは・・・
≪沖縄海岸国定公園は、沖縄島最北端辺戸岬より残波岬に至るサンゴ礁に縁どられた西海岸と、固有の生物相をもつ北部山林地域の一部、および多島海の風景と海中景観が美しい慶良間諸島からなります。

これらの地域は亜熱帯沖縄を代表する自然の風景地です。周辺海域では多種多様なサンゴや熱帯魚が素晴らしい海中景観を織りなし、特にすぐれた地区として部瀬名岬周辺など3箇所が海中公園地区に指定されています。

また与那覇岳一帯には原生林に近い亜熱帯林が分布しており、世界的な貴重種であるノグチゲラやヤンバルクイナが生息しています。≫
万座毛の写真
説明板を通過して遊歩道を歩いてきた所からの風景☆
そして、次に『万座毛』とは・・・
≪万座毛は、琉球石灰岩からなる海岸段丘で、特徴的な海食崖と風衝草地がひろがる景勝地です。

一帯は県の名勝・天然記念物(植物)にも指定されています。≫

さらに、説明板の中の『万座毛』の写真の下には・・・
≪万座毛の名は、18世紀前半にこの地を訪れた琉球国尚敬王が、万人が座ることのできるモウ(草原)と讃え命名したといわています。≫と書かれていました。
万座毛の写真
万座毛の草原(^^♪
また、この『万座毛』一帯には、多種多様な植物が生育しています!(^^)!
≪万座毛は、たえず強い潮風が吹き付けるなどの厳しい環境下にあります。海岸崖地や海崖上の平坦地には、強風や塩分及び乾燥に耐え得る植物が群落を形成しています。

台地上に広がるコウライシバなどの風衝草地を含めたこれらの植生は亜熱帯沖縄を代表するもので、「万座毛石灰岩植物群落」として県の天然記念物に指定されています。

一人一人の植物採取が群落全体の破壊につながります。大切にしましょう。≫
万座毛の写真
遊歩道はこの草原をグルッと一周するように造られています☆
『沖縄海岸国定公園』の説明板から、遊歩道を進んで行くと、あの有名な『象の鼻に似た岩』が、すぐに見ることができます♪(≧▽≦)b
万座毛の写真
『万座毛』の顔とも言える有名な『象に似た岩』(^^♪
この日、こちらを訪れたのは、午後の3時半くらいだったので、だいぶ太陽が傾いており、ちょっと逆光が強くてあまり綺麗に撮影できませんでした。。。( ̄▽ ̄;
まだ撮影がヘタなので、もっとたくさん練習しないといけませんねw

ワタクシの周囲にいた観光客の方たちも、みなさん一生懸命撮影していたんですが、「逆光で綺麗に写らないよ。。。」と、とても残念そうにしてましたね。。。
まぁまた、いずれ機会を作って、メチャクチャいい天気の時に、撮影しに行こうと思っておりますwww

この『象に似た岩』を見た後にも、見応えがある断崖のポイントが、数ヵ所あります(^^♪
岩穴の写真
見る角度によっては、ハート形に見える岩穴♪
『象に似た岩』が見える場所から、遊歩道をちょっと進んだトコ海側に、ぽっかりと空いた海が見える穴があります(^^♪

なんでも、この穴は見る角度によって、ハート形に見えるんだそうですよ(笑)
万座毛の海の写真
ここが、断崖の高さと海の綺麗さが、ハッキリわかる場所だったような気がします(笑)
そして、さらに歩を進めると、今度は、崖が大きく開けた場所があり、海がハッキリ見えてとても綺麗だったので、こちらで撮影してる方たちも、大勢いらっしゃいましたよ(^^♪
万座毛の海の写真
下の真ん中にあったいわば付近のアップ☆この日は、波もほとんど無くて透明度が高かったですね(^^♪
この場所から、さらに進むと『万座毛』の一番高い場所付近に着きます!(^^)!
万座ビーチリゾートと海の写真
『ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート』や名護湾方面を一望できます♪
万座毛の海の写真
恩納漁港側☆湾内に『トベラ岩』が見えます!(^^)!
そしてさらに、遊歩道を進むと、岩に囲まれたちょっとしたスペースに到着します☆

小さな拝所らしき場所もあったので、たぶん、ここが『万座毛』の最頂部なのでしょうねo(^-^)o
万座毛の写真
『ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート』が見える場所から、『象に似た岩』方面を見たところ☆
万座毛の一番高い場所の写真
たぶん、ここが『万座毛』の最頂部(^^♪
このスペースで、リゾートホテルをバックに写真撮影してる観光客も、たくさんいらっしゃいましたよ(^_-)-☆
万座毛の拝所の写真
最頂部にあった拝所らしき場所☆
万座毛の写真
横から見ると、こんな感じの場所です(笑)
最頂部から、恩納漁港側を見ると(先程の場所からも見えてましたが)、昔、村を訪れる神様の休憩場所か神船のトモ綱のつなぎ場所として考えられていた・・・と言われる『トベラ岩』が、さらに間近で見えちゃいます(^艸^)♪
万座毛から見たトベラ岩の写真
聖地と考えられている『トベラ岩』☆
昔は、大きい方の岩の上に聖観音像があったみたいで、出港する船は、その頂きの観音像に航海の安全祈願をしていたんだそうですよヽ(^。^)☆

今現在では、海上交通安全や無病息災の神事を、縄の張替を行う際に行っているみたいですね(^_-)-☆
万座毛の海の写真
下を覗き込むと、透き通った綺麗な海が見えました☆
・・・と、ここまで来ると、遊歩道はそのまま先ほどの、お土産品店があった駐車場に戻りますo(^-^)o

いかがでしたでしょうか?

『万座毛』は、景観を楽しみながらゆっくり歩いても、所要時間は20~30分くらいしかかかりませんので、観光で恩納村を訪れることがあれば、ぜひ立ち寄ってみてくださいo(⌒▽⌒)o

次回は、ちょっと違った『万座毛』をご紹介したいと思います(^艸^)♪

それでは、この辺で。。。でわでわ☆★☆

最後まで読んでくださって、ありがとうございますm(_ _)m
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『万座毛』


☆場所:〒904-0411
      沖縄県国頭郡恩納村恩納2871

☆入場料:無料

☆駐車場:あり

☆トイレ:あり

☆お土産品店あり