沖縄放浪日記: 史跡・遺跡・文化財

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2018年6月14日木曜日

西部プラザ公園の『フサトモー』内にある村神根屋や野呂御墓などの拝所群☆

ハイサぁ~イ⭐

今回は、前々回の続きです。

八重瀬町の『西部プラザ公園』内にある『フサトモー(金満の杜)』『嶽之火神』まで見学した後、来た道を戻り、まだ『フサトモー』内で見学していない古墓や拝所を見学しに向かいました。

沖縄県島尻郡八重瀬町字小城の『西部プラザ公園』内にある

『フサトモー(金満の杜)(後編)☆

フサトモー(金満の杜)の写真
『テミグラグスク』の城門と伝わる『大門』がある『フサトモー』の北側。

2018年6月11日月曜日

八重瀬町にある西部プラザ公園の北東側に位置するフサトモーと呼ばれる杜☆

ハイサぁ~イ⭐

前々回にご紹介した『当銘・小城の共有龕および龕屋と馬ンザ広場』を見学した後、『馬ンザ広場』から北向けに伸びる階段を上がり、『馬ンザ広場』の上にある杜へ向かいました。

この杜は、『馬ンザ広場』に設置されていた説明板によると、『金満の杜』と呼ばれる神聖な森の一つで、内部には拝所や古墓などが点在しているんだとか。。。

沖縄県島尻郡八重瀬町字小城の『西部プラザ公園』内にある

『フサトモー(金満の杜)(前編)

ウマチーロードから見た『フサトモー(金満の杜)』

2018年6月8日金曜日

当銘集落と小城集落の共同で所有する龕および龕屋と馬ンザ広場☆

ハイサぁ~イ⭐

今回は、前々回の続きです。

『西部プラザ公園』の西側に位置する、当銘集落のクサムティ(腰当森)として大切にされている『テミグラの杜(テミグラグスク跡)』を見学した後、次に向かったのは『テミグラの杜』の北東側に位置する『金満の杜』と称される丘陵なんですが、『テミグラの杜』とその『金満の杜』を結ぶウマチーロード沿いに立派な赤瓦屋根の建物を見つけちゃったんですよ。

どうやらこの建物は、当銘集落と小城集落が共同で所有する葬式の時に棺を入れて運ぶ屋形の輿を保管するためのものなんだとか。。。

沖縄県島尻郡八重瀬町字小城の『西部プラザ公園』内にある

『当銘・小城の共有龕および龕屋

当銘・小城の共有龕および龕屋の写真
『プラザ橋』から見た『当銘・小城の共有龕』が収められている龕屋。

2018年6月3日日曜日

八重瀬町字当銘の西武プラザ公園内西側の丘に位置するグスク跡☆

ハイサぁ~イ⭐

前々回まで、金武町内にある史跡をご紹介してきましたが、所変わって今回は本島南部の八重瀬町にある史跡をご紹介していきたいと思います。

先月(5月)の29日は、八重瀬町字当銘にある『西部プラザ公園』へ行って来たんですが、同公園内にはグスク跡や拝所が点在する杜などがあります。

んで、今回は同公園の西側に位置する丘をご紹介したいと思います。

この丘には、かつてグスクが存在していたんだそうで、敷地内にはいくつかの拝所が点在しています。

沖縄県島尻郡八重瀬町字当銘にある

『テミグラグスク(当銘蔵グスク)

テミグラグスク(当銘蔵グスク)の写真
西部プラザ公園内にある『金満の杜』から見た『テミグラグスク』。

2018年5月28日月曜日

琉球王国時代にペリー艦隊が野営した場所と云われる公園や並里・中川両区にある井戸跡☆

ハイサぁ~イ⭐

前々回ご紹介した金武町金武にある『當山久三之像』『アナガー』『メーカジメーヌガマ』を見学した後、次に向かったのは並里区の北側に位置する公園です。

こちらは、かつての琉球王国時代に沖縄を訪れていたペリー艦隊が、島内を調査していた際に野営した場所と云われているんだそうです。

当時は、西洋人のことを「ウランダー(オランダー)と呼んでいたことから、この場所は「オランダ森」と称されるようになり、公園名にもその名称が付けられています。

沖縄県国頭郡金武町金武(並里区・中川区)にある

『オランダ森緑地公園と美里共同井戸跡・名古川の泉』

オランダ森緑地公園の写真
『オランダ森緑地公園』内の高台に建立されている『松岡政保先生之像』。

2018年5月24日木曜日

沖縄海外移民の父と称される人物の銅像と金武区内にある2つのガマ☆

ハイサぁ~イ⭐

今月(5月)の2日、再び金武町へと足を運びまして、金武区や並里区、そして中川地区にある史跡を見学してきました。

まず最初に向かったのは金武区内にある「沖縄海外移民の父」と称され、移民政策に情熱を注いだ人物の銅像と金武区内にある2つのガマです。

沖縄県国頭郡金武町字金武にある

『當山久三の像とアナガー・メーカジメーヌガマ』

當山久三の像の写真
金武町役場の後方にある丘に建立されている『當山久三の像』。

2018年5月19日土曜日

一日千トンを越える水が湧き出る並里区の中央に位置する井泉☆

ハイサぁ~イ⭐

先月(4月)、金武町字金武(並里区)の南東に位置する『慶武田川(キンタガー)』『モーシ森公園』などを見学した日から約13日ほど経過した同月26日、再び金武町に足を運び、いくつかの史跡を見学したんですが、その日最後に訪れたのは字金武(並里区)の中央に位置する井泉です。

こちらの井泉は、一日千トンもの水量を誇り、旱魃時にも枯れることがないことから「長寿の泉」として古くから地域住民に親しまれており、現在は新沖縄観光名所にもなっています。

沖縄県国頭郡金武町字金武(並里区)にある

『ウッカガー(金武大川)

ウッカガー(金武大川)の写真
並里区の中央に位置する部落共同井泉『ウッカガー』。

2018年5月14日月曜日

屋号「モーシ(仲田姓)」の前に位置することからその名がついた森☆

ハイサぁ~イ⭐

前々回、金武町字金武にある『慶武田川(キンタガー)』をご紹介しましたが、その『慶武田川』を見学した後、今度はその北西側に位置する『モーシヌ森公園』へと移動しました。

こちらは、かつては湧水が出る井泉もあった並里地区の住民にとって、とても重要な場所となっているんだそうです。

沖縄県国頭郡金武町字金武(並里地区)にある

『モーシヌムイ

モーシヌ森公園の写真
『モーシヌ森公園』内にある赤瓦屋根の祠と昭和10年頃に植樹されたと伝わる琉球松。

2018年5月8日火曜日

金武町の並里集落南東に位置する金武町指定文化財の拝井泉☆

ハイサぁ~イ⭐

先月(4月)の13日、金武町字金武(並里区)にある『中森(ナーカムイ)』『ヘーシンバ(拝神場)』などを見学した後、並里地区の南東に位置する拝井泉を見学しに向かいました。

沖縄県国頭郡金武町字金武(並里区)にある

『慶武田川(キンタガー)

慶武田川の写真
武田原を背にして見た『慶武田川』全景。

2018年5月4日金曜日

金武町金武にある2つイベが祀られている拝所と森林公園にある3つの拝井泉☆

ハイサぁ~イ⭐

今回も、前々回に続いて金武町の史跡のご紹介です。

前々回にご紹介した伊芸集落の史跡を見学した後、次に向かったのは、金武町字金武に点在する史跡を見学しに向かいました。

沖縄県国頭郡金武町金武にある

『中森・ヘーシンバとティダガー森林公園内にある拝井泉』

ヘーシンバ(拝神場)の写真
金武区公民館(図書館?)の横にある拝所『ヘーシンバ(拝神場)』。

2018年4月29日日曜日

金武町の伊芸集落にある推定樹齢約300年となるガジュマルと集落内に点在する史跡☆

ハイサぁ~イ⭐

前々回にご紹介した金武町の屋嘉集落にある『底森御嶽』『ヨリブサノ御嶽』などを見学した後、次に向かったのは屋嘉集落の北に位置する伊芸集落です。

この日は、あまり時間が無くて伊芸集落内の史跡は1ヵ所だけ訪れたんですが、後日、改めて足を運び、残りの史跡も見学してきました。

沖縄県国頭郡金武町伊芸にある

『伊芸のガジマルとその他の史跡』

伊芸のガジマルの写真
伊芸集落のほぼ中央に位置する『伊芸のガジマル』。

2018年4月26日木曜日

金武町の屋嘉集落にある2つの御嶽と飲料や生活用水として使われていた大井戸☆

ハイサぁ~イ⭐

前回ご紹介したうるま市石川白浜の『ちゅら浜食堂』で食事を終えた後、一路金武町へ向けてクルマを走らせました。

沖縄県国頭郡金武町字屋嘉にある

『底森御嶽・ヨリブサノ御嶽・屋嘉のウフカー』

ヨリブサノ御嶽の写真
屋嘉集落の北東に位置する田芋畑に囲まれた丘の上に位置する『ヨリブサノ御嶽』。

2018年4月19日木曜日

子孫繁栄と無病息災を祈願する伝統行事の際に門中一族が集まる平安座島の拝井泉☆

ハイサぁ~イ⭐

以前、うるま市與那城屋慶名にある『キングタコス 与勝店』をご紹介しましたが、そちらで美味しい"タコライス"を食べた後、少し時間があったので、ついでにうるま市に属する『平安座島』の平安座集落北側に位置する拝井泉を見学しに行ってきました。

まず最初に向かったのは、1995年(平成7年)6月14日にうるま市(当時は与那城町)の文化財に指定された拝井泉です。

沖縄県うるま市与那城平安座(平安座島)にある

『与佐次川(ユサチガー)

与佐次川(ユサチガー)の写真
集落の北側を走る道路沿いにある赤瓦屋根の『与佐次川(ユサチガー)』。

2018年4月10日火曜日

かつて糸洲集落の生活を支えたムラガーと集落北側に位置するグスク跡☆

ハイサぁ~イ⭐

前々回、糸満市糸洲にある拝所『シーサー屋』『安里グスク』などをご紹介しましたが、そちらを見学した後、次に向かったのは『安里グスク』の東南東側に位置するグスク跡や集落内にある拝井泉です。

沖縄県糸満市糸洲にある

『糸洲グスクと復興乃泉』

糸洲グスクの写真
『シーサー屋』前から見た『糸洲グスク』。

2018年4月5日木曜日

糸満市糸洲一番地にある拝所と仲間グスクの東南東側に隣接するグスク跡☆

ハイサぁ~イ⭐

今回もまた前々回の続きです。

糸満市糸洲にある『陸軍病院第二外科壕(糸洲第二外科壕跡)』を見学した後、壕跡前から糸洲集落向けに約30mほどの距離にある拝所へと向かいました。

沖縄県糸満市糸洲にある

『シーサー屋と安里グスク』

シーサー屋の写真
『陸軍病院第二外科壕(糸洲第二外科壕跡)』の前から糸洲集落へと続く道沿いにある『シーサー屋』。

2018年3月29日木曜日

小波蔵集落内に点在する御嶽や門中の神屋などの拝所群☆

ハイサぁ~イ⭐

今回は、前々回の続きです。

前々回ご紹介した糸満市小波蔵にある『仲間グスク』を見学した後、小波蔵集落内を再び散策。

以前、同じ小波蔵集落にある『チチャマグスク』を見学しに訪れた際にも、小波蔵集落内を散策したんですけど、その日だけでは集落内の拝所を回りきれなかったんですよ。。。
※以前、小波蔵集落内に点在する拝所をご紹介した記事はこちらからどうぞ⇒https://oki-night.blogspot.jp/2017/12/blog-post_9.html

なので、今回は、その周り切れなかった拝所を散策してきました。

沖縄県糸満市小波蔵の集落内に点在する

『御嶽や門中の神屋などの拝所群』

ナカウタキの写真
小波蔵集落東側にある森に守られるようにひっそりと佇む小さな祠。

2018年3月26日月曜日

糸満市の小波蔵集落の北東側にある丘陵上に位置するグスク跡☆

ハイサぁ~イ⭐

先月(2月)の21日は、糸満市の小波蔵集落を散策しに久しぶりに行ってきました。

同集落は、以前にもご紹介したことがあったんですけど、点在する拝所がかなり多く、1度で全部回ることは出来なかったため、今回、再訪したというわけなんです。

んで、今回は、同集落の北東側に位置するグスク跡をご紹介したいと思います。

沖縄県糸満市小波蔵にある

『仲間グスク(小波蔵グスク)

仲間グスクの写真
小波蔵集落北側にある森の奥にひっそりと佇む按司墓。

2018年3月22日木曜日

南城市知念の志喜屋集落内に点在する拝所群☆

ハイサぁ~イ⭐

前々回ご紹介した『志喜屋グスク』を見学した後、『志喜屋公民館』がある"志喜屋(シチャ)"集落内へと移動しました。

"志喜屋(シチャ)"集落内にも、拝所や拝井泉など多数の史跡が点在しているんですよ。

沖縄県南城市知念志喜屋にある

『志喜屋(シチャ)集落内に点在する拝所群』

志喜屋農村公園の写真
『志喜屋公民館』前にある『志喜屋農村公園』。

2018年3月20日火曜日

16世紀から18世紀頃に築かれたとされる南城市知念志喜屋のグスク跡☆

ハイサぁ~イ⭐

今回も、前々回の続きです。

"上志喜屋(カンチャ)"集落にある『古間グスク(カンチャグスク)』や集落内に点在する拝所などの史跡を見学した後、志喜屋集落を横切る国道331号線沿いにある南城市の史跡に指定されているグスク跡を見学しに向かいました。

南城市知念志喜屋にある

『志喜屋グスク』

志喜屋グスクの写真
グスク域北側にある『チチンジャーガー』の香炉。

2018年3月17日土曜日

南城市知念の志喜屋集落後方にある丘陵地に位置するグスク跡☆

ハイサぁ~イ⭐

前々回まで南城市玉城に属する『奥武島』内に点在する史跡をご紹介してきましたが、引き続き南城市の史跡をご紹介したいと思います。

話が前後してしまうんですが、先月(2月)の9日は、南城市知念の志喜屋集落へグスク跡や拝所などの史跡を見学しに行ってきました。

同集落は、国道331号線を隔てて南北に分かれており、まず最初に向かったのは丘陵地になっている北側の集落です。

沖縄県南城市知念志喜屋にある

『古間グスク(カンチャグスク)

古間(カンチャ)グスクの写真
集落北側の『かちひんばし』から見た『古間グスク』(写真中央)。水平線上に久高島も見えます。