先月(4月)の13日、金武町字金武(並里区)にある『中森(ナーカムイ)』や『ヘーシンバ(拝神場)』などを見学した後、並里地区の南東に位置する拝井泉を見学しに向かいました。
沖縄県国頭郡金武町字金武(並里区)にある
『慶武田川(キンタガー)』☆
武田原を背にして見た『慶武田川』全景。 |
※『ヘーシンバ(拝神場)』の場所は、前々回のブログ記事を参照してください。
綺麗に整備された『慶武田川』の野菜洗い場の水路。 |
野菜洗い場横から見た『慶武田川』。 |
『慶武田川』の野菜洗い場横から南へと伸びる道路の路肩にクルマを停め、さっそく見学へ向かうと、『慶武田川』を囲うフェンス沿いに説明板が設置されていたので、まずはそちらを読んでみることに・・・
≪金武町指定文化財 慶武田川(キンタガー)≫
≪一、種別 記念物一、指定 平成三年十二月二十四日
一、所在地 金武町字金武九一九番地
慶武田川(キンタガー)は並里区の南東の端に位置し周辺地域は並里村の発祥地と思われ、森を背にし武田原を前に控えた井泉は金武大川に次ぐ規模の大きな井泉である。
『慶武田川』の説明板。 |
上水道が普及する以前は付近住民の飲料水であり、また、洗濯や水浴場、夕涼の場として付近住民の生活と結びついた井泉であった。
道路上から見た『慶武田川』。 |
金武町教育委員会≫
・・・とありました。また、金武町の公式HP内にある『慶武田川(キンタガー) [記念物(遺跡)]』のページによると、昔は樋口からあふれ出る水を利用して「もやし作り」が行われていた時期もあったんだそうですよ。
(※参考⇒金武町公式HP内『慶武田川(キンタガー) [記念物(遺跡)]』)
説明を読み終え、説明板の右側にある階段から『慶武田川』へ入っていくと、水が流れ落ちる音が聞こえてきます。
右側から中央に設けられている貯水槽側を見たところ。 |
また、中央には円形の貯水槽が設けられており、そこにも樋口が数ヵ所設けられていました。
円形の貯水槽を覗き込んでみたところ。透き通った綺麗な水で水底までくっきりと見えました。 |
樋口からは綺麗な水がチョロチョロと流れ出ていました。 |
左側の階段上から見た『慶武田川』。 |
『慶武田川』の西側を通る道路から『慶武田川』と拝所へと向かう小道。 |
『慶武田川』のすぐ後ろにある『神泉』の拝所。 |
『ビジュル神』の拝所。 |
『モーシヌ森公園』を背にして見た『慶武田川』後方にある『御嶽森』。 |
『慶武田川』右側に設けられていた男女別の浴場。 |
『慶武田川』の右側にはコンクリート造りの大小2つの『浴場』が設けられています。
『慶武田川』側の浴場。 |
※あくまでワタクシ個人の憶測なので、定かではありませんよ。
もう一方の浴場。 |
この2つの浴場を見学した後、最後に道向かいにある"野菜洗い場"へと移動しました。
『慶武田川』の道向かいにある"野菜洗い場"。 |
スロープを下りて来たところから見た"野菜洗い場"。 |
また、"野菜洗い場"を囲う壁面には水道パイプが設けられており、そのパイプにはいくつかの蛇口も設置されていて、たくさんの人が同時に利用することができるようになっていました。
"野菜洗い場"の南側の道路上から見た『武田原』。 |
ちょうど区切りが良いので、今回はここまでにして、この続きはまた別の回にご紹介したいと思います。
それでは、そろそろこの辺で。。。でわでわ☆★☆
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☆『金武町字金武に点在する史跡』☆
☆場所:〒904ー1201
沖縄県金武町字金武【中森(ナーカムイ)・ヘーシンバ・ティダガー森林公園・上ヌ毛公園・モウシヌムイ公園・トゥムスズ御嶽・金武大川・慶武田川・その他】
※中川区・並里区・金武区の3行政区は、字金武に属しているため、3行政区内にて見学した史跡を全部まとめてグーグルマップに掲載しました。
☆見 学:無料
☆駐車場:無し
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