今回は、前々回の続きです。
前々回ご紹介した糸満市小波蔵にある『仲間グスク』を見学した後、小波蔵集落内を再び散策。
以前、同じ小波蔵集落にある『チチャマグスク』を見学しに訪れた際にも、小波蔵集落内を散策したんですけど、その日だけでは集落内の拝所を回りきれなかったんですよ。。。
※以前、小波蔵集落内に点在する拝所をご紹介した記事はこちらからどうぞ⇒https://oki-night.blogspot.jp/2017/12/blog-post_9.html
なので、今回は、その周り切れなかった拝所を散策してきました。
沖縄県糸満市小波蔵の集落内に点在する
『御嶽や門中の神屋などの拝所群』☆
小波蔵集落東側にある森に守られるようにひっそりと佇む小さな祠。 |
しかし、小波蔵集落をはじめ、名城集落や喜屋武集落、糸洲集落などに点在する史跡については現在調査中とのことで、確定していない名称や由来などの情報は、まだ公開することが出来ないらしいんですよ。。。(泣)
う~ん・・・調査中ならば仕方ないので、半ば諦めモードで帰ろうとすると、職員の方に呼び止められまして、撮影NGを条件に、調査途中の資料をちょこっとだけ見せて頂けるとのこと😲
っつーことで(笑)、再び窓口へ戻り、その資料を見せて下さいました😆💨
『糸満市教育委員会 生涯学習課 文化振興係』の皆さま、誠に誠に誠に!ありがとうございました❗❗m(_ _)m
『仲間グスク』西側入口前から西へ約25mほどの距離右側にある門中の拝所。 |
また、以前は名称が分からなかった史跡もあり、思わずテンションMAXになっちゃいましたね(爆)
※現在調査中で定かではないので、もちろんその名称等は公開致しません!ご了承下さいwww
・・・と、話を戻しまして(笑)
『仲間グスク』西側の入口前から、まずは集落西へと進みます。
すると、すぐ右側の道から少し奥まった場所に"拝所"らしき建物を発見(上の写真)。
上の写真の門中拝所前から西へ約30mほどの距離にある雑木林。左側に小さな祠があります。 |
・・・とゆーことは、上の建物の"拝所"も集落内のいずれかの門中の"拝所"なのでしょうね。
この門中の拝所前からさらに西へ約30mほど進むと、左前方に木々が生い茂る場所が見えてきます。
この場所の一画には小さな祠が設けられた拝所があります。
内部に1基の香炉が納められた拝所。 |
この小さな拝所がある森の前は小さな十字路になっているんですが、この十字路を北向けに進むと、右側に少し開けた場所があります。
その場所の東側に藪があるんですが、その藪の中には『かにまんウタキ』という拝所がありました。
先程ご紹介した門中の拝所の北側に位置する藪。 |
藪の中にある『かにまんウタキ』という拝所。 |
拝所横に建立されていた石碑。"かにまん"の文字が辛うじて判読できます。 |
すると、道沿いにまた建物の"拝所"がありました。
小道沿いにあった門中の拝所。 |
んで、今回、改めて見学(?)しましたが、扉が閉じられていたため、内部を確認することは出来ませんでしたけど、こちらもたぶんいずれかの門中の拝所と思われます。
※あくまでワタクシ個人の憶測なので、定かではございません。
こちらの拝所を通り過ぎ、突き当りを北側へ進みます。
すると、その突き当りにも森があるんですが、その森の中にも祠がありました。
集落の北の端に位置する森の中にある拝所。 |
『ムトヤマグスク ウトゥーシガミ』と記された標柱。 |
『ムトヤマグスク ウトゥーシガミ』の拝所。 |
ご覧のように、祠内部には1基の香炉と蓋が設けられた器が納められていました。
この『ムトヤマグスク』の拝所を後にし、今度は集落東側へと移動します。
前々回の記事でもご紹介した集落北東側にある森の拝所。 |
森の拝所前から約50mほど進むと、道が左右二手に分かれていますが、ここを右へ進みます。
この分岐点から約40mほど進むと、右側に小道があります。
小道の先にある森。この森の中にも小さな拝所があります。 |
左側の小道の先には森があるんですが、そこへ足を踏み入れると、小さな広場があり、その一画に小さな祠がガジュマルの木の根元に設けられていました。
森の中にある小さな広場。 |
ガジュマルの木の根元に設けられていた拝所。 |
小道の分岐点から見た南側にある森。 |
森の内部の様子。奥に小さな祠が見えます。 |
南側の森の中にあった拝所。こちらの祠は石灰岩の石と数基の丸い霊石で囲われていました。 |
・・・と、この小さな祠を見学し終え、先程の東へ伸びる道へ戻ります。
この東へ伸びる道は、前々回にご紹介した『仲間グスク』の東側入口がある道です。
※『仲間グスク』の東側入口は、前々回の記事を参考にして下さい。
その『仲間グスク』の東側の入口前から約65mほど進むと、道が右へカーブしているんですが、そのカーブの左側の草むらの中にも"拝所"があります。
『仲間グスク』東側入口から東へ約65mほどの距離にあるカーブ。この右側の奥にも拝所がありました。 |
以前訪れた時は草が繁茂していましたが、再訪すると綺麗に草刈りが施されていました。 |
カーブの草むらの奥に設けられていた拝所。 |
もちろんこちらも名称や何が祀られているのかなど詳細は不明です。。。
・・・と、こちらの"拝所"まで見学した後は、この前の道を南へ進み、突き当りを左折して糸洲集落へと向かいました。
この突き当りから糸洲集落向けに約85mほど進むと、道沿い左側にもコンクリートブロックで造られた建物の拝所があります。
小波蔵集落と糸洲集落を結ぶ道路沿いにある拝所。 |
んで、Googlemapで位置を確認すると、この"拝所"がある場所はギリギリ糸満市糸洲になっており、小波蔵集落と糸洲集落のちょうど境界に位置しているんです(笑)
※ちなみに、道向かい側の住所は糸満市小波蔵ですwww
先述した『文化振興係』の職員さんにも、どちらの集落の人が拝みを行っているのか一応聞いてはみたんですけど、残念ながら職員さん達も詳細は不明とのことでしたね💦
まぁ、現在調査中ですしねwww
・・・と、こちらの"拝所"まで見学した後は、そのまま糸洲集落へ向かいました。
今回も少し長くなってしまいましたので、この続きはまた別の記事でご紹介したいと思います。
オマケ🎵小波蔵集落の民家の塀に設けられていた手作りの石獅子。 |
最後まで読んで下さいまして、誠にありがとうございますm(_ _)m
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☆『小波蔵集落内に点在する拝所』☆
☆場所:〒901ー0341
沖縄県糸満市小波蔵
☆見 学:無料
☆駐車場:無し
※訪れる際は、くれぐれもマナーを守って、他の来訪者や地元の方々に迷惑をかけないよう、十分気を付けてくださいね。