ハイサぁ~イ☆
今日(26日)の沖縄本島は、雲が多いものの、所々青空が見え、比較的いい天気となっています☆
んで、明日(27日)も、降水確率が20%となっており、『晴時々曇』となる見込み(^^♪
この天気は、今度の日曜日(29日)まで続くみたいですね☆
沖縄は現在、梅雨真っ只中なんですが、どうやら今週は休業のようです(笑)( ̄▽ ̄)ノ
さてさて☆
以前、『メーダグスク』があった読谷村大湾集落内に点在する拝所や按司墓などを見学した後、同じ同村大湾内の国道58号線沿いにあるグスクを見学しに向かいました。
沖縄県中頭郡読谷村大湾にある
こちらは、読谷村の国道58号線と県道16号線がぶつかる『大湾』の交差点から、国道58号線を嘉手納町向けに約90mほど進むと、左側にあります☆
比謝矼複合施設『読谷ファミリーサポートセンター』のお隣です。
この『ウフグスク』は、伊覇按司の三男と言われている『大湾按司』が築城したとされているみたいで、かつては石積みの城壁があったんだそうです。
しかし、近くを流れる比謝川に架かる『比謝矼』を改修する際に、取り壊されてしまったという伝承が残されているんだとか。。。
築城年代などは不詳のようですが、地元では『ウフグシク』、あるいは『大湾グスク』と呼ばれているみたいですね。
比謝矼複合施設の横から入っていくと、まず最初に、左側の丘陵上に『御先・大湾按司之墓』があります。
『ウフグスク』は、終戦後に行われた米軍による県道1号線(後の国道58号線)整備や、後の国道58号線拡張工事などによって、もともとの地形は破壊されてしまったとのこと。。。
こちらの『御先・大湾按司之墓』も、もともとは墓口を板門としたイタジョー墓だったみたいなんですが、拡張工事の際に、こちらに移設されたんだそうです。
『御先・大湾按司之墓』内部には、三つの厨子甕(ジーシガーミ)が並べられ安置されています。
この『御先・大湾按司之墓』の横から、丘陵奥へと続く小道があり、そちらへ行ってみると・・・
突き当りに『ウフグシク』の拝所がありました。
この拝所がある場所から、以前ご紹介した長田川下流域にある『メーダグスク』がチラッと見えます。
小道は、この拝所で行き止まりになっているので、一旦、国道から入ってきた道に戻り、奥へと進みます。
すると、右側の丘陵上に、今度は慰霊碑があります。
慰霊碑には、戦没者名が刻まれており、≪いとし我が子よ我が父母よ 夫よ妻よ同胞よ お帰りくださいふるさとへ 永遠に鎮まり安らかに お眠りください比謝矼に≫と刻まれていました。
再度、道まで戻り、丘陵の裏側へと進みます。
丘陵は、左右に別れており、奥には広場がありました。
国道から入ってきた道を隔てて、丘陵は左右に分れており、国道を背に左側の丘陵の中腹にも若按司の崖葬墓がありました。
たしか、読谷村古堅にある『古堅ガー』の上の方に、『大湾若按司之墓』と書かれた崖葬墓がありましたが、もしかすると、こちらも大湾按司一族の子供の御墓なのでしょうね。。。
この『若按司の墓』のすぐ隣りにも、人工的に掘削されたような穴がありました。
こちらも、以前は、崖葬墓か何かに使用されていた穴なのでしょうか。。。
いろいろ調べてみたんですけど、こちらに関しては何も分かりませんでした。。。
んで、一旦丘陵を下り、長田川上流に向かって獣道が続いていたので、そちらの方へ行ってみました。
道は、ずっと奥へと川伝いに続いていましたが、奥には個人墓らしき立派な御墓があるだけで、その他は、何もありませんでした。。。
また、道を戻り、今度は『ウフグシク』の国道側の丘陵裏手に行ってみることにしました。すると・・・
崖の中腹に二基の崖葬墓がありました。
上側の崖葬墓は『ウミキー墓』と書かれており、下の方は『ウミナイビ墓』と書かれていました。
たしか、沖縄本島北部に位置する古宇利島に有名な沖縄版アダムとイブ伝説(ウミナイ・ウミキの神話)があるんですが、『ウフグスク』とこの2基の御墓の関わりは不明なんだそうです。。。
昔、墓荒らしにあったという言い伝えも残っているんだとか。。。
この2基の御墓から長田川下流域へと進むと、そのまま国道に出てしまったので、そのまま引き返しました。
こちらの『ウフグスク』には、現在も神御清明(カミウシーミー)の際に、大湾按司の子孫や大湾・古堅・比謝集落の人々が拝みに訪れているんだそうですよ。
『メーダグスク』を訪れる際には、こちらの『ウフグスク』も訪れてみてはいかがでしょうか?
それでは、この辺で。。。でわでわ☆★☆
☆『(大湾)ウフグスク』☆
☆場所:〒904-0313
沖縄県中頭郡読谷村字大湾
☆営業時間:自由見学
☆入場料:無料
☆駐車場:無し
今日(26日)の沖縄本島は、雲が多いものの、所々青空が見え、比較的いい天気となっています☆
んで、明日(27日)も、降水確率が20%となっており、『晴時々曇』となる見込み(^^♪
この天気は、今度の日曜日(29日)まで続くみたいですね☆
沖縄は現在、梅雨真っ只中なんですが、どうやら今週は休業のようです(笑)( ̄▽ ̄)ノ
さてさて☆
以前、『メーダグスク』があった読谷村大湾集落内に点在する拝所や按司墓などを見学した後、同じ同村大湾内の国道58号線沿いにあるグスクを見学しに向かいました。
沖縄県中頭郡読谷村大湾にある
『ウフグスク』
国道58号線から見た『ウフグスク』全景☆ |
比謝矼複合施設『読谷ファミリーサポートセンター』のお隣です。
この『ウフグスク』は、伊覇按司の三男と言われている『大湾按司』が築城したとされているみたいで、かつては石積みの城壁があったんだそうです。
しかし、近くを流れる比謝川に架かる『比謝矼』を改修する際に、取り壊されてしまったという伝承が残されているんだとか。。。
築城年代などは不詳のようですが、地元では『ウフグシク』、あるいは『大湾グスク』と呼ばれているみたいですね。
国道から入ると、すぐ左側に『御先・大湾按司之墓』があります。 |
『ウフグスク』は、終戦後に行われた米軍による県道1号線(後の国道58号線)整備や、後の国道58号線拡張工事などによって、もともとの地形は破壊されてしまったとのこと。。。
こちらの『御先・大湾按司之墓』も、もともとは墓口を板門としたイタジョー墓だったみたいなんですが、拡張工事の際に、こちらに移設されたんだそうです。
『御先・大湾按司之墓』 |
この『御先・大湾按司之墓』の横から、丘陵奥へと続く小道があり、そちらへ行ってみると・・・
『ウフグシク』の拝所 |
この拝所がある場所から、以前ご紹介した長田川下流域にある『メーダグスク』がチラッと見えます。
『ウフグシク』の拝所がある場所から見た『メーダグスク』 |
すると、右側の丘陵上に、今度は慰霊碑があります。
丘陵上にある慰霊碑 |
比謝矼 慰霊碑 |
丘陵は、左右に別れており、奥には広場がありました。
国道から奥へと進んできたところ。 |
奥の広場から見た『ウフグスク』 |
『ウフグスク』のもう一つの丘陵 |
もう一つの丘陵中腹にあった『若按司の墓』 |
この『若按司の墓』のすぐ隣りにも、人工的に掘削されたような穴がありました。
『若按司の墓』の隣にあった穴 |
いろいろ調べてみたんですけど、こちらに関しては何も分かりませんでした。。。
んで、一旦丘陵を下り、長田川上流に向かって獣道が続いていたので、そちらの方へ行ってみました。
左側が『ウフグシク』のもう一つの丘陵。右側は長田川。 |
ずっと奥へと続いていましたが、個人墓らしき御墓が一基あるのみで、何もありませんでした。。。 |
また、道を戻り、今度は『ウフグシク』の国道側の丘陵裏手に行ってみることにしました。すると・・・
ちょっと見えにくいですが、左上の中腹に『ウミキー墓』、右下の方に『ウミナイビ墓』があります。 |
上側の崖葬墓は『ウミキー墓』と書かれており、下の方は『ウミナイビ墓』と書かれていました。
ウミキー墓 |
昔、墓荒らしにあったという言い伝えも残っているんだとか。。。
この2基の御墓から長田川下流域へと進むと、そのまま国道に出てしまったので、そのまま引き返しました。
こちらの『ウフグスク』には、現在も神御清明(カミウシーミー)の際に、大湾按司の子孫や大湾・古堅・比謝集落の人々が拝みに訪れているんだそうですよ。
『メーダグスク』を訪れる際には、こちらの『ウフグスク』も訪れてみてはいかがでしょうか?
それでは、この辺で。。。でわでわ☆★☆
☆『(大湾)ウフグスク』☆
☆場所:〒904-0313
沖縄県中頭郡読谷村字大湾
☆営業時間:自由見学
☆入場料:無料
☆駐車場:無し