◎昭和60年に全国名水百選に選ばれた南城市玉城字垣花の井泉☆|沖縄放浪日記

2016年1月4日月曜日

◎昭和60年に全国名水百選に選ばれた南城市玉城字垣花の井泉☆

ハイサぁ~イ♪♪♪

お正月三が日が終わり、今日から仕事始めって方が、ほとんどだったのではないでしょうか?

沖縄本島は、昨日(3日)と同様に、今日も雨模様の一日でしたね。。。

週間天気予報を見ると、今週は週末金曜日まで『曇り』や『雨』となっており、天気が回復するのは9日(土曜日)からのようです(^ω^;

天気が回復して安定してきたら、真っ先に初釣りに出かけたいですねぇ~♪(^艸^)♪

さてさて☆

先月末の30日に、南城市へドライブに出かけ、『屋比久グスク』・『垣花城跡』を見学した後、最後に『垣花城跡』からすぐ近くの所にある井泉を見学しに行ってきました☆

沖縄県南城市玉城字垣花にある
『垣花樋川(カキノハナヒージャー)
『垣花樋川』へと続く『樋川さんぽみち』
こちらは、南城市の県道137号線沿いにある『垣花城跡』の石碑がある場所から小道に入り、『垣花城跡』の入口をそのまま通過して、突き当りを左折し、しばらく進むとすぐ右側に『垣花樋川』『樋川さんぽみち』の案内板がありますので、そこから『樋川さんぽみち』を歩いて下っていくと、その先にあります☆
『樋川さんぽみち』の入口にある案内板☆
『樋川さんぽみち』は勾配が少しキツめで、石畳が下の方まで続いてます。
『樋川さんぽみち』入口付近の空きスペースにクルマを停め、さっそく『垣花樋川』まで歩いて行ってみることに♪

案内板から歩いてすぐの所から、傾斜が少し急になります。

歩き始めた当初、ちょこっと歩いてすぐの場所にあるだろうと思ってたんですけど、結構歩きましたね。。。

勾配がキツい上に、石畳道の凹凸があるため、実際の距離よりももうちょっと遠くにあるような感じがしました(泣)
歩き始めてすぐの所から入口側を振り返ったトコ
石畳道の途中から『垣花樋川』方面を見たトコ。
勾配がキツい上に凸凹があるので、ゆっくりゆっくり歩いてくと、その途中に『ナカユクイイシ(中休み石)』と書かれた立て看板があり、その隣に、椅子の形をした岩がありました。

『垣花樋川』にある説明板によると、垣花集落の人々は、かつてこの石畳道を通って『垣花樋川』まで行き、水浴び、洗濯、野菜洗い、水汲みをしていたとのこと。。。

勾配がキツいため、途中で休憩できるように、『ナカユクイイシ』を設置したそうですね。

今回は、ちょっと見落としてしまったんですが、先ほどの入口側には『イーユクイイシヌヒライサー(上休み石の平石)』と呼ばれる岩があるみたいです。
『ナカユクイイシ』からさらに下の方へと石畳道が続いてます。。。
所々、石畳が盛り上がってたりします。。。
なので、この石畳道の休憩場所は合計2ヵ所。。。

休憩場所を2ヵ所設けるくらい、勾配がキツくて長い道なんです。。。

実際、ワタクシも降りていく分には何の問題もなかったんですけど、帰る時、運動不足の体には少々堪えましたね(泣)(>_<)

んで、しばらく石畳道を下っていくと、視界が開け、ようやっと『垣花樋川』に到着しました♪
『垣花樋川』
『垣花樋川』の説明板によると・・・
≪天然の美しい川や泉を保全して後世に伝えるという目的で推薦され、昭和60年に環境庁の全国名水百選に選ばれた。百選の中でも最初は全国で31件が選ばれ、これに入選した。

垣花樋川は集落の南側にあって、石畳の急な坂道(カービラ)を100メートルほど降りていくと、左側のうっそうと繁った林の中腹岩根から湧水が湧き出ている。

かつては左側上のイナグンカー(女の川)は女が使い、右側下のイキガンカー(男の川)は男が使っていた。その下流の浅い水たまりはンマミシガー(馬浴川)、全体をまとめてシチャンカー(下の川)と呼ばれ、樋川から流れた水は下の田をうるおし、稲作が盛んであった。

垣花村の人々はシチャンカーで水浴び、洗濯、野菜洗い、水汲みをするためカービラ(川の坂)を行き来した。石畳道の途中には女たちが一息入れたナカユクイイシ(中休み石)、イーユクイイシヌヒライサー(上休み石の平石)が残っている。

現在は、簡易水道として地域の飲料等の生活用水や農業用水として利用されている。
平成18年1月 南城市玉城字垣花≫

・・・と書かれてました。
イナグンカー(女の川)
到着して、まずは右側上の『イナグンカー(女の川)』から見学開始‼

龍の口から水が出ており、水量はかなりありましたね。

その『イナグンカー』の後方には、入り口に鉄柵が設置されてるガマのような場所がありました。
『イナグンカー』の後方にチラッと見える鉄柵
鉄柵がされてたので、もしかすると拝所になってるかもしれないですね。。。
ガマは、大抵『拝所』となっているため、今回、近づくのは遠慮致しました。

んで、『イナグンカー』から、さらに奥へと続く道(?)があったので、ちょっと入って行くと、『イキガンカー(男の川)』の横に出ました。
イキガンカー(男の川)
『イキガンカー』の横まで行くと、そこから先は道が無かったので、石畳道まで戻り、今度は下の方から見学することに♪
ンマミシガー(馬浴川)
石畳道側から見て、右側下の方にある井泉が『ンマミシガー(馬浴川)』、その奥の崖の中腹にあるのが『イキガンカー(男の川)』になってるみたいですね。
正面から見たイキガンカー(男の川)
茂みの奥が水源になってました。右側の祠は拝所のようです。
『イキガンカー(男の川)』も、水量がかなり多くて、一体に水の音が鳴り響いてましたね。

今でも、夏になると、地元の人々や子供たちが、こちらに来て水遊びを楽しんでるみたいですよ♪♪♪
『ンマミシガー』や『イキガンカー』が見える場所から『イナグンカー』を見たトコ。
女性が沐浴をする際、下から見えないように工夫されているとのこと。
『ンマミシガー』や『イキガンカー』が一望できる場所から、『イナグンカー』の方を見上げると、ほとんど見えないようになっており、女性が『イナグンカー』で沐浴をする際に、下から見えないように工夫されているんだそうです。
『イナグンカー』の前から見た景色♪
この『垣花樋川』がある場所も、なかなかの高台にあるので、『イナグンカー』の前から見渡すと、太平洋を見ることが出来ました♪

・・・と、ここら辺りで、そろそろ戻る時間となり、先ほどの石畳道を登って帰宅の途に就きました。
石畳道と『垣花樋川』の説明板。
自宅に戻って、『垣花樋川』をネットで調べてみると、こちらに行く方法が2つあるんだとか。。。Σ( ̄□ ̄;

一方は、ワタクシが今回利用した急な石畳道を降りてくる道と、もう一方は、下の国道側から向かう道で、もう一方の方がクルマの駐車スペースも広く、ラクに歩いて向かうことができるんだそうです。。。(泣)

今回の『垣花樋川』は、観光情報サイトなどでもご紹介されてるみたいで、観光シーズンになると、多くの観光客が訪れるとのこと♪

南城市へ観光に行く際は、ぜひ『垣花樋川』も見学されてみてはいかがでしょうか?

それでは、この辺で。。。でわでわ☆★☆

最後まで読んでくださって、ありがとうございますm(_ _)m
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☆『垣花樋川』・『樋川さんぽみち』☆

☆場所:〒901-0601
      沖縄県南城市玉城字垣花

☆時間:自由見学

☆駐車場:あり(2ヵ所) 

☆トイレ:無し