◎源為朝の妻子が、為朝の帰りを待ちわびたガマ|沖縄放浪日記

2015年7月22日水曜日

◎源為朝の妻子が、為朝の帰りを待ちわびたガマ

どーもども♪

去る7月19日(日曜日)に予定されていた『チビモトカップ』第4戦ですが、豪雨のため中止になってしまいましたが、8月2日(日曜日)に順延が決定したとのことです♪♪♪

なので、8月2日は観戦しに行こうと思っております♪(≧▽≦)b

今度は、ぜひ晴天であってほしいものですねヽ(^。^)ノ

さてさて☆

以前、浦添市牧港に源為朝の妻子が、帰郷してしまった為朝を待ちわびたガマがあると、ネットで発見したので、先週、見に行ってきましたo(^-^)o

沖縄県浦添市牧港にある
『牧港テラブのガマ』
牧港テラブのガマ
こちらは、浦添市の国道58号線沿いにある『(株)琉薬』『マクドナルド 牧港店』の間の道から入り、少し進むと、すぐ右側にあります☆

この『牧港テラブのガマ』は、沖縄の方言で『ティランガマ』と呼ばれ、1986年3月31日には浦添市の史跡に指定された、琉球石灰岩の自然洞穴です。
なんでも、内部には牧港川に行くことが出来る洞道があるんだとか。。。
ガマの入口
ガマは、牧港の拝所となっていて、洞穴内が御嶽、洞穴の前庭が牧港の殿(トゥン)と言われる祭祀場となっているんだそうです。

内部は、約30㎡の広さがあり、床には砂利が敷き詰められていて、天井には小さな鍾乳石が多数見られます。
ガマの内部
内部中央より奥にかけて、三基の拝殿があり、各拝殿には土が盛られ小さな祠があり、また、手前側の拝殿向かいには、大きめの壺が2つ置いてありました。

1830年に『権現様』が祀られ、一対の石灯籠が寄進され、豊作と航海の安全を祈願していた場所だったとの事。
三基の拝殿。天井には小さな鍾乳石が多く見られます。
現在でも、時折、参拝者が訪れているんだとか。。。

また、例祭も行われているらしく、その際には『うちゃぬく』と呼ばれる小さな白い丸餅をお供えし、集落の人々が参詣するようです。
大きな2つの壺
この『牧港テラブのガマ』には、源為朝伝説が残されています。

その伝承によると、1165年(乾道元年)に、現在の今帰仁村にある運天港に漂着した源為朝は、大里按司の妹を妻に迎え男子をもうけた。

しかし、為朝はこの浦添から出帆し、帰郷してしまいました。
ガマ内部の入口脇にあった石垣
残された妻子は、為朝の帰りをずーっと待ち続けた。。。以来、この地は待港=マチナト(牧港)と呼ばれるようになったんだそうです。
※牧港は昔、『真比港(まひなと)』と呼ばれていて、それが『まちなと』に変化した・・・とゆー説もあるそうです。

為朝の子供の名前は尊敦(そんとん)と云い、後の琉球最初の国王『舜天王』であると伝えられています。

『牧港テラブのガマ』は、この地域一帯最高の聖域とのことなので、見学に行かれる際は、くれぐれもマナーを守って見学しましょう。

また、内部は、昼間でも真っ暗ですので、懐中電灯などを準備しておくことをオススメ致します。

それでは、この辺で。。。でわでわ☆★☆

最後まで読んでくださって、ありがとうございますm(_ _)m
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☆『牧港テラブのガマ』☆

☆場所:〒901-2131
      沖縄県浦添市牧港5-7-3

☆時間:自由見学

☆入場料無料

☆駐車場無し(ガマ入口前に2,3台駐車できる空スペースがあります)

☆トイレ無し