ハイサぁ~イ⭐
この前、南風原町の
『アグーだし汁使用の店 ゆい食堂』で食事を終えた後、帰りがけに西原町の御嶽を見学しに向かいました。
こちらは、かつて神女の就任式が行われていた御嶽
(ウタキ)なんだそうで、村の開祖である『夫婦』を祭った場所でもあるんだとか。。。
沖縄県中頭郡西原町字嘉手苅にある
『ウフンミウタキ』☆
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ウフンミウタキの頂上には3つの拝所がありました。 |
こちらは、西原町の
国道329号線と
県道38号線がぶつかる
『小那覇』の交差点から、
国道329号線を同町
内間向けに
約400mほど進むと、国道沿い左側にあります。
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真正面の木々の後方の小高い丘が『ウフンミウタキ』。 |
こちらには駐車場が無いため、御嶽に隣接する脇道沿いにクルマを停め、すぐさま見学開始。
御嶽入口は、丘の南側の国道沿いにあります。
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『ウフンミウタキ』の入口 |
御嶽入口には、一つの拝所と標柱が立てられています。
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『ウフンミウタキ』入口の拝所と標柱 |
この拝所の後方に、丘の上へと伸びる階段があり、そこから丘の頂上へ向かうことができます。
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『ウフンミウタキ』入口の拝所後方にある階段 |
階段を上がって頂上へ行くと、そこは少し開けた場所となっており、広場のほぼ中央に拝所が1基、そして、その後方奥側に2基の拝所がありました。
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丘の頂上の広場。 |
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広場のほぼ中央に位置する拝所 |
拝所に使用されているのは、珊瑚石らしいんですけど、かなり劣化しており、以前に補強を施してはいるようですが、今にも崩れそうになっていましたね。。。
西原町の公式HP『文化財:ウフンミウタキ』のページによると、『琉球国由来記(1713年編纂)』に記載されている大嶽(神名:真南風ノアナ真コチアナ真シラゴノ御イベ)に相当するものと思われるとのことです。
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広場北側にある2つの拝所 |
『ウフンミウタキ』は、内間集落の前に位置することから、『メーヌウタキ』と呼ばれているんだそうですよ。
また、かつては神女の就任式が行われていたんだそうで、就任式の際に神女に神の名が授けられるということで、『ウナージキヌウタキ』とも呼ばれたんだとか。
あと、この一帯からは、近世の陶磁器が採集されているとのことです。
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広場の北側に位置する拝所 |
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「天地」と刻まれた拝所 |
珊瑚石が使用された拝所の後方にも拝所が2つあり、1基は祠状になっており、もう1基は大きな木の根元にあって「天地」と刻まれていました。
この広場には、この3つの拝所だけだったので、いったん丘を下りて、丘の後方へ行ってみることに。
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ウタキ東側 |
『ウフンミウタキ』の東側は、国道から集落へと続く脇道が隣接しており、丘の麓にはコンクリートブロック製の小さな構造物と水タンク(?)がありました。
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ウタキ北側 |
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ウタキ北側の砂利道。 |
そして、ウタキ北側も、国道から入ってきた脇道からさらに分岐した砂利道がありました。
その砂利道を進んで行くと・・・
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『ウフンミウタキ』北西に位置する拝所 |
その先にも、拝所が1基ありました。
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『ウフンミウタキ』北西にある拝所 |
そして、この拝所のある場所から、ウタキを回り込むような感じで、西側へ行ってみると・・・
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『ウフンミウタキ』北西部から西側へ伸びる砂利道 |
そこには、拝所となっている『カー(井戸)』がありました。
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『ウフンミウタキ』西側に位置する拝所となっているカー(井戸) |
・・・と、ここまで見学した後は、そのままクルマへと戻り、次の史跡へと向かいました。
『ウフンミウタキ』一帯は、木々が繁茂しているんですが、定期的に清掃活動を行っているらしく、比較的綺麗な状態が保たれており、とても見学しやすかったですね。
それでは、この辺で。。。でわでわ☆★☆
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☆『ウフンミウタキ』☆
☆場所:〒903-0102
沖縄県中頭郡西原町嘉手苅 上之松
☆見 学:無料
☆駐車場:無し
※訪れる際は、くれぐれもマナーを守って、他の来訪者や地元の方々に迷惑をかけないよう、十分気を付けてくださいね。