西部プラザ公園の『フサトモー』内にある村神根屋や野呂御墓などの拝所群☆|沖縄放浪日記

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2018年6月14日木曜日

西部プラザ公園の『フサトモー』内にある村神根屋や野呂御墓などの拝所群☆

ハイサぁ~イ⭐

今回は、前々回の続きです。

八重瀬町の『西部プラザ公園』内にある『フサトモー(金満の杜)』『嶽之火神』まで見学した後、来た道を戻り、まだ『フサトモー』内で見学していない古墓や拝所を見学しに向かいました。

沖縄県島尻郡八重瀬町字小城の『西部プラザ公園』内にある

『フサトモー(金満の杜)(後編)☆

フサトモー(金満の杜)の写真
『テミグラグスク』の城門と伝わる『大門』がある『フサトモー』の北側。
『小城之按司御墓』や『嶽之火神』、『金満御嶽』がある場所から『龕世』と称される拝所がある3つめの分岐点まで戻り、今度は右側の獣道の先へ行ってみることにしました。
フサトモー(金満の杜)の写真
『フサトモー』の拝所『龕世』の前から右へ伸びる獣道。
『龕世』という拝所の前から右へ伸びる獣道は両側が石灰岩の岩壁になっており、その岩に草木が自生してて、まるでジャングルの中のようでしたね(笑)

んで、獣道を少し進むと右側の茂みの奥に古墓が見えました。
フサトモー(金満の杜)の写真
茂みの奥に岩陰を利用して造られた古墓がありました。
近づいて古墓を近くから見学したかったんですけど、足の踏み場もないくらい雑草が繁茂してたり、枯れ木や落ち葉などが堆積していたので遠くから見るだけにしました。。。

また、この古墓を見た場所の反対側の岩壁には、パックリと口を開けたような"ガマ"がありました。
フサトモー(金満の杜)の写真
古墓がある場所の反対側にある"ガマ"。
一見すると人の手がつけられていない自然の洞穴っぽかったんですが、獣道を少し進んで別の角度から見ると、内部は少し人の手で加工されたような跡らしきものがちょっとだけですが見えました。

この"ガマ"の前からさらに奥へ進むと、左側の岩壁の根元に敷石や2枚の石板が設けられた拝所がありました。
フサトモー(金満の杜)の写真
"ガマ"の近くにあった『女神』・『根神』の拝所。
2枚の石板にはそれぞれ『女神』・『根神』と記されており、新旧2基の香炉も置かれていました。

この『女神』・『根神』の拝所から、またさらに奥へ進むと、この先の岩壁の根元に洞口を塞ぐような石積みや香炉代わりのコンクリートブロックなどが置かれた古墓らしき遺構が2,3ありました。
フサトモー(金満の杜)の写真
『女神』・『根神』の拝所から、奥へと続く獣道。
フサトモー(金満の杜)の写真
獣道の左側にある岩壁の根元には、各門中の古墓らしき遺構がありました。
各石積みの遺構に置かれたコンクリートブロックには『仲加門中』とか『仲座門中』などと記されており、どうやらムラに住む各門中の古墓となっているようでした。

んで、この古墓が並ぶ岩壁を奥へ進んでいくと、一番最後の岩壁の根元に『知念 玉城 大城世』と記された墓標と数基の香炉が設けられた古墓がありました。
フサトモー(金満の杜)の写真
『知念 玉城 大城世』と記された墓標が設けられた古墓。
んで、こちらの古墓の右側に石積みがあるんですが、この石積みはこの奥にある大きな亀甲墓の石積みでした。
フサトモー(金満の杜)の写真
獣道の終点にあった大きな亀甲墓。
この亀甲墓の前から斜面下の方へ降りることが出来るようだったんですが、この先は『フサトモー』の東側を走る道路にそのまま出ちゃうようだったんで、今来た獣道を戻り、今度は2つめの分岐点から南へ伸びる獣道の先へ行ってみることにしました。
フサトモー(金満の杜)の写真
『龕世』や『小城按司之御墓』などがある場所から反対側に伸びる獣道。
『龕世』という拝所がある場所がちょうど3つめの分岐点となっていましたが、今度は2つめの分岐点から南東へ伸びる獣道の先へいってみることにしました。
※獣道の各分岐点については、前々回のブログ記事をご参照下さい。⇒https://oki-night.blogspot.com/2018/06/blog-post_11.html

2つめの分岐点から南東へ伸びる獣道を進むと、先程とはまた別の亀甲墓の後方に出ました。
フサトモー(金満の杜)の写真
2つめの分岐点から南へ伸びる獣道の先にあった亀甲墓。
この亀甲墓とは反対側の草むらに、伐採された木の枝が放置された場所があり、その奥に小さな石柱が置かれているのが見えました。
フサトモー(金満の杜)の写真
亀甲墓の後方にあった"拝所"らしき場所。
この石柱が置かれた場所も、"拝所"っぽかったんですが、香炉などは見当たらなかったので詳細は不明です。。。

また、この場所からさらに南側の方も草木が刈り取られていたんですが、この先には"拝所"や"古墓"等の史跡は無かったので、そのまま引き返し、最後に1つめの分岐点から南東へ伸びる獣道の先へ行ってみることにしました。
フサトモー(金満の杜)の写真
1つめの分岐点から南へ伸びる獣道。
1つめの分岐点から獣道を進むと、すぐに道が階段状になっており斜面下の方へ回り込むように続いてました。

んで、その先へ進んでいくと、獣道の終点にある岩壁の根元に岩穴を利用して造られた古い『野呂御墓』がありました。
フサトモー(金満の杜) 野呂御墓の写真
野呂御墓。
御墓に向かって右端には『野呂お墓』と記された墓標が立てられており、岩穴を塞ぐ石積みの前には『富里・大屋・仲座・屋比久・知念腹・神谷門中・仲加門中』と記された香炉代わりのコンクリートブロックが並べて置かれていました。

・・・と、この『野呂御墓』まで見学した後は獣道を戻り、前々回にご紹介した『城之御嶽』・『城之嶽井戸』の拝所がある場所から公園の遊歩道に出て、北向けに進みました。
フサトモー(金満の杜)の写真
『城之御嶽』・『城之嶽井戸』の前から北向けに進んできたところ。
遊歩道を進んでいくと、その先に赤瓦屋根の小屋が見えて来たんですが、この小屋の両側にもいくつかの"拝所"がありました。

また、この小屋自体も『村神根屋』という拝所になっていました。
フサトモー(金満の杜)の写真
遊歩道沿いにある『村神根屋』をはじめとする拝所群。
フサトモー(金満の杜)の写真
『村神根屋』の右側にある『殿井戸』・『殿御墓』・『根屋御墓』。
『村神根屋』の小屋の右側には3基の拝所があり、向かって右側から『殿井戸』
・『殿御墓』・『根屋御墓』となっていました。
フサトモー(金満の杜) 殿井戸の写真
殿井戸。
フサトモー(金満の杜) 殿御墓の写真
殿御墓。
フサトモー(金満の杜) 根屋御墓の写真
根屋御墓。
そして『村神根屋』の内部には、祭壇上に3基の香炉が置かれており、祭壇に向かって左下には『火之神』が設けられていました。
フサトモー(金満の杜) 村神根屋の写真
正面から見た『村神根屋』。
んで、『村神根屋』の左側には『根屋井戸』という拝井泉がありました。
フサトモー(金満の杜) 根屋井戸の写真
根屋井戸。
この『村神根屋』をはじめとする拝所群がある場所から少し離れた場所に小さな広場があるんですが、こちらは『蔵屋敷跡広場』と称される広場なんだそうです。
フサトモー(金満の杜) 蔵屋敷跡広場の写真
『村神根屋』の前から見た『蔵屋敷跡広場』。
広場前には案内のための標柱が立てられていたんですが、その標柱によると「稲作は古代から承継された作物で、此の地に稲を積む倉(マジングラ)があったと伝えられている」とありました。
フサトモー(金満の杜) 蔵屋敷跡広場の写真
広場前に立てられていた標柱。
この『蔵屋敷跡広場』の前から遊歩道は東向けに伸びており、さらに進んで行くと、斜面下へと伸びる階段がありました。

その階段を下っていくと、下の方に赤瓦屋根の"門"が見えてきました。
フサトモー(金満の杜) 大門の写真
『蔵屋敷跡広場』から東へ進んできたところ。
その門を潜り抜けて道路上から見てみると、門の右側に案内の標柱が立てられており、そこには『大門(うふじょう)』と記されていました。
フサトモー(金満の杜) 大門の写真
正面から見た『大門』。
先程の『蔵屋敷跡広場』の標柱と同様に、簡単な説明も記されていたので、それを読んでみると「マチンジャーが見える此の地はテミグラグスクの城門と伝えられている」とありました。
フサトモー(金満の杜) 大門の写真
『大門』の標柱。
テミグラグスク』は、この前ご紹介したように『西部プラザ公園』の西側に位置しており、この場所から結構離れているんですが、もしかするとムラもグスクの領域内にあって、その規模は広大だったのかもしれませんね。
※あくまでワタクシ個人の憶測なので、定かではありませんよ。。。

・・・と、ここまで見学した後、この日は予定していた時間を大幅に過ぎてしまっていたので、そのままクルマへと戻り、家路につきました。

ほいで、また別の日に再訪し、今度は『フサトモー』の北側に位置する丘を見学してきました。

今回ご紹介した『フサトモー』とこの丘をまとめて『金満の杜』と呼ぶそうなんですが、今回もだいぶ長くなってしまいましたので、今回はここまでにして続きはまた別の回にご紹介したいと思います。

それでは、この辺で・・・でわでわ☆★☆

最後まで読んで下さいまして、誠にありがとうございますm(_ _)m
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『フサトモー(金満の杜)


☆場所:〒901ー0415
      沖縄県島尻郡八重瀬町小城(西部プラザ公園内)
☆見 学:無料

☆駐車場:あり(西部プラザ公園駐車場)

※訪れる際は、くれぐれもマナーを守って、他の来訪者や地元の方々に迷惑をかけないよう、十分気を付けてくださいね。