勝連城の按司『阿麻和利』が眠る読谷村楚辺の住宅街にある岩陰墓☆|沖縄放浪日記

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2017年7月22日土曜日

勝連城の按司『阿麻和利』が眠る読谷村楚辺の住宅街にある岩陰墓☆

ハイサぁ~イ⭐

今月18日(火曜日)は、ヨメさんと一緒に本島中部方面へちょこっとお出かけしてきたんですが、その際、読谷村楚辺にある岩陰墓に立ち寄りました。

こちらは、以前いろいろ調べものをしていた時に、たまたま見つけた岩陰墓で、なんでもかつて勝連城に居城していた按司『阿麻和利』が眠る"お墓"なんだとか。。。

沖縄県中頭郡読谷村楚辺にある

『阿麻和利の墓』

阿麻和利の墓の写真
大きなガジュマルの木の下にある琉球石灰岩を掘り込んで造られた『阿麻和利の墓』
こちらは、まず読谷村の国道58号線県道6号線がぶつかる『伊良皆』の交差点から、県道6号線に入り、約1.4㎞ほどの距離にある信号を左折します。

脇道に入るとすぐに道がY字型になっているんですが、そこを左側の道へと進みます。

そして、Y字地点から道なりに約100mほど進んでいくと、右側の畑の後方にある大きなガジュマルの木の下にあります。
阿麻和利の墓の写真
路地から見た『阿麻和利の墓』がある大きなガジュマルの木
お墓がある場所は私有地となっているため、クルマを停めることが出来ないので、ヨメさんに邪魔にならない場所で待機してもらい、すぐさま見学を開始しました。
"見学"と言っても、ほんの数分程度で終わっちゃったんですけどねwww
阿麻和利の墓の写真
道路とお墓ある場所は個人所有の畑があるので、うかつに入り込まないよう注意が必要です。
お墓は大きなガジュマルの木の下にある琉球石灰岩の根元を掘り込んで造られた岩陰墓になっており、墓口はコンクリートブロックで塞がれています。
阿麻和利の墓の写真
お墓のある石灰岩を覆い隠すような感じでガジュマルの木の根が張っていました。
お墓の前まで行くと、手前には『阿麻和利之墓』と記された墓標が立てられており、墓の前には1基の香炉と数個の小さな霊石(?)が置かれていました。
阿麻和利の墓の写真
『阿麻和利之墓』と記された墓標の前には"塩"が置かれていましたね。
ご存知の方も多いと思いますが、『阿麻和利』は北谷間切の屋良という村(現在の嘉手納町屋良)の出身で、勝連半島にある『勝連城』の最後の城主でした。

『勝連城』は、13世紀~14世紀頃に、『阿麻和利』の前の按司『茂知附按司』によって築城されたそうなんですが、『茂知附按司』は圧政を働き、酒に溺れたことから、民からの人望が厚い『阿麻和利』はクーデターを起こし、『茂知附按司』を倒して"按司"となりました。
阿麻和利の墓の写真
正面から見た『阿麻和利の墓』。1基の香炉と小さな霊石が数個置かれているのが見えます。
1458年に起こった『護佐丸・阿麻和利の乱』では、逆臣として名高い『阿麻和利』ですが、『阿麻和利』が『勝連城』の按司となったことで、勝連はますます栄えていったんだそうです。

諸説ありますが、一説によると『阿麻和利』は、幼名は『加那』と言われ、身体が弱く、山に捨てられてしまったんだそうです。。。

しかし、山でひとりで生きていくうちに、知恵と力を付けていき、勝連に辿り着いた時には、人々に漁網の作り方を教えたり、自ら漁で獲った魚を分け与えたりし、多くの民から慕われるようになったんだそうです。
阿麻和利の墓の写真
『阿麻和利之墓』と記された墓標
"按司"となった『阿麻和利』は税を軽くし農業に力を入れ、また大和(日本)や東アジアとの貿易を進めていき、大陸の技術を積極的に取り入れ、勝連に繁栄をもたらしたんだそうです。

首里王府によって編纂された沖縄最古の歌謡集『おもろさうし』には、『肝高(きむたか)』という言葉を使用して"勝連"を讃えており、『阿麻和利』も英雄として讃えられているんだそうですよ。
※『肝高(きむたか)』とは、沖縄の古語で『気高い』・『志が高い』等の意味
阿麻和利の墓の写真
お墓の左後方にはガマ跡らしき穴がありました。
また、うるま市の中高生が出演する『現代版組踊』と称される舞台は『肝高の阿麻和利』と題されており、『阿麻和利』の生涯を描いているんだそうですよ。

以前、『阿麻和利』の仇敵である『護佐丸』が眠る中城村久場の『護佐丸公之御墓』を見学しに行ったことがあるんですが、そちらは、とても立派な亀甲墓で石積みも凄く綺麗だったんですよ。。。

その『護佐丸公之御墓』と比べると、こちらはかなり規模が小さくて、なんだか切なくなっちゃいましたね。。。
阿麻和利の墓の写真
この『阿麻和利の墓』は、地元では『屋良墓』と称されているんだそうですよ。
勝連半島にある『勝連城』の城主である『阿麻和利』のお墓が、なぜ読谷村のこの地にあるのかは、いろいろ諸説あるみたいなんですけど、詳細は不明なんだそうですよ。。。

・・・と、ササッと写真を数枚撮り終えた後は、そのままクルマへと戻り、次の目的地へと向かいました。

今回ご紹介した『阿麻和利の墓』がある場所は、私有地となっているので、こちらを訪れる方は、くれぐれも付近住民の迷惑にならないよう、十分に気を付けて下さいね。

それでは、そろそろこの辺で。。。でわでわ☆★☆

最後まで読んでくださって、ありがとうございますm(_ _)m
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『阿麻和利の墓

☆場所:〒904-0304
      沖縄県中頭郡読谷村楚辺1035

☆見 学:無料

☆駐車場:なし
※お墓は私有地内にあるため、お墓周辺は駐車不可となっています。

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